無知の涙

おじさんの独り言

ビックリマン

2018年05月24日 | 懐かしい系

最近コンビニでよく見かけるビックリマンシール。ついつい買ってしまう。

小学3年か4年の夏に岩手県にある祖父の家に遊びに行き、近くの駄菓子屋で買って貰ったのがこのビックリマン。しかもその買ってもらったビックリマンでヘッドシールのスーパーゼウスを引き当てるという強烈なヒキを見せた。

しかしまだビックリマンが全然流行しておらず、そのヘッドシールの価値が分からずに帰りの車内で座席にシールを貼ってしまうという悲しい顛末。後々爆発的に流行し出してから貼ったシールを剥がして、ノリで別の剥がした台紙に張りつけてみたが価値消失。小学校低学年にしてシールもののアイテムは台紙から剥がした瞬間にゴミと化すことを覚えた。

当時は30円だったけど、今や80円もする。たぶん。ビックリマンチョコ1つだけレジに持って行って「これください」と買ってるわけではないので正式なところは不明。

30円といえば安い印象を受けるかもしれないが、10歳かそこらの子供にはそんなに安くない。なんせ標準携帯しているチョコは「5円があるよ」の5円チョコなのだ。5円→安い!、10円→いける、20円→・・・・、30円→遠足、的な感覚。

そして人気絶頂の頃になると、1人っ子が恐ろしい暴挙に出る。箱買い。1箱に何個入っているのか今でも知らないけど、箱ごと買い占めるのである。箱ごと買うなんて発想すらない。

しかも1人っ子無双はそれだけに止まらず、なんとその買い占めたビックリマンをシールだけ抜いてお菓子は捨ててしまうのだ。謎すぎる行動である。箱買いした人は1時間以内に全部食べきらないといけないとか早食い選手権みたいな事が行われているわけではないのだから、家に持って帰って少しずつ食べれば良いだけの話。

それをその場で処分しないとならないというのは、単純にそのお菓子が嫌いなのか、家に持って帰れないか、この2つ。闇が深い。

こちとらブルジョアジーとはほとほと無縁な生活だったので、捨てたやつとか平気で漁って食ってたけど、確かに何個も連続で食べると飽きる味ではある。口の中がパッサパサになるし、チョコなので喉が猛烈に乾く。

そうして一気に流行し始めたのと、そういう一部の猛者たちによってガンプラ同様に品薄となり、1人〇個までというような購入制限がかかってしまう。自分は割と早々にビックリマンからは手を引いて、ガムラツイストとかラーメンバー、ネクロスの要塞チョコにシフトして行ったような気がします。

ヤマト爆神だけ何故か異様に欲しくてその弾だけ買いまくっていたような記憶もあるけど。

というわけで前置きが長くなりましたが、ビックリマン。

80円もするせいなのか、基本的に出てくるシールは全てキラキラ。分かってねぇなぁ。全部キラキラじゃ、キラキラが出た時の喜びがないじゃん。ダイヤは希少だから価値があるのだよ。

しかも復刻でもなく、新シリーズ?キャラは元々のやつだけど、なんか違う。

こうして見ると正義側のキャラってあんまりカッコよくないな。敵キャラの方がデザイン的に好み。ありがちだけど。

半分以上オッサンホイホイ的な狙いで販売してるんだろうから、純粋な復刻版を出して欲しい。