無知の涙

おじさんの独り言

南房総市へ

2019年05月27日 | 南房総
朝7時に工房長宅を出発。

朝から快晴も快晴。ド快晴。


この週末は5月なのにかなりの猛暑に見舞われるとかいうニュースも飛び交っている模様。
 
銚子の気温は都心に比べれば低いとはいえ、1日太陽の元にいるのだから、ただでさえ太陽を避けてひっそり生きる妖怪みたいな生活している身としては対策必須。
 
そんな事を思っていると、運転手の釣り吉Yさんから「今日の行先は銚子じゃないですよ」との発言。
 
銚子じゃないの?ダチョウの頭らへんは銚子だと思ってた・・・。そもそも房総っていう市があるのか。千葉の下半分ひっくるめて房総って言うのかと思ってた。ヨーロッパみたいに。
 
とても幼少期を千葉で生きてきたチバニアンとは思えない土地感覚。
 
そんな衝撃の事実を目の当たりにしていた矢先に、更なる衝撃が。
 
「アクアライン入りましたよ」とYさん。

 
マジで!?アクア感ゼロじゃん。なんか海の上をずっと1本の道が走っているような、アメリカンな道を想像してたわ。
 
銚子の件と言い、アクアラインと言い、なんだか罪を償って20年ぶりにシャバに出てきた人みたいなショックを立て続けに喰らい倒れ込みそうになるも、立ち上がる勇気をくれたのは千葉の海でした。

海!
 
太陽!
 
潮風!
 
3時間前まで銚子だと思っていた南房総の海が眼前に広がり、否が応にもテンションMAX。

 
さほど渋滞に遭遇しなかったおかげか、10時には目的地に到着。地元のスーパーでバーベーキューの食材やら色々準備をして、11時には釣り開始。
 
オキアミを餌にさっそくHIT。
 
北斗神拳を突かれて「ひでぶっ」てなる寸前みたいな魚が釣れたけど、なにこれ。こわいこわい。ぱーん!って破裂しそう。ユーアショック。
 
フグですね、とYさん。明らかに蔑みの視線でこちらを見ているHさん。
 
先陣切って釣ったのにこの敗北感はなんなのだ。
 
一切歓迎されてないようなので、残念ながらフグ田さんには海へお帰り頂き、気を取り直して再トライ。
 
その後もやたら同じようなフグばかり釣れる。同じフグがずっと掛かってるんじゃないの?よし、結婚すっか。
 
なんだこれは!指だ。
 
 
そうこうしているうちに地元のスーパーで買った魚介バーベキュー大会が始まり、早くも釣りそっちのけ。











 
バーベキュー=肉みたいな感覚あるけれど、魚介系が1番ウマい。年齢的なものもあるのだろうけど。
 
心の底からしみじみと美味しいと思う。特に貝系の味の広がりと深みは五臓六腑に染み渡る。
 
完全にバーベキューに夢中になっていると、放置していたOさんの竿にメジナが大当たり。
 


写真撮影ド下手な人の写真。
 

Yさんが颯爽とすぐに捌いてくれて、そのまま刺身で頂いたが、ヒラメのような感じで大変美味しかった。
 
 
そのYさんが持ってきてくれた上等のハラミも堪能。
散々魚が一番美味いと言ったばかりだが、肉も美味いですね。魚を食えば魚。肉を食えば肉。適当か。


そうして食材もあらかた片付け終わると、時刻は14:00。
 
炎天下とバーベキューの熱で汗が滝のように流れ出る。日陰が1つもない。
 
暑さを忘れる為に釣りに没頭しようと竿を持ってみるが、エサを撒いても小魚すら寄ってこなくなってしまい、体力も精神も限界。
 
15:00には片づけを始め、16:00には撤収。
 
そして夜が始まる・・・