無知の涙

おじさんの独り言

龍が如く6 プレイ経過2

2019年08月08日 | ゲーム

□ストーリー

遥の行方につながる手掛かりを求めて、再び神室町へとやって来た桐生。

携帯のつながらなかった秋山を訪ねてスカイファンナンスを訪れるが、店は閉店してしまっていた。

現在、神室町は中国マフィアである「祭汪会」と東城会の血で血を洗うような抗争の真っ最中であった。死傷者も多数出ていたため、東城会6代目会長の堂島大吾と主な幹部たちはその責を問われ、拘留されているという。

東城会と懇意にしている事から秋山も祭汪会からその身を狙われてしまい、何処かに雲隠れしてしまっていた。

神室町の裏までよく知る人たちから情報を得てようやく秋山を見つけることができたが、秋山も遥が失踪している事すら知らなかったようで、手掛かりは何も得られなかった。

遥の行き先につながりそうに思えた唯一の糸が早くも切られてしまい、早くも成す術のなくなってしまった桐生の携帯に捜査一課の伊達から連絡が入る。

遥が神室町で轢き逃げに合い、意識不明の重体で病院に運ばれたと。遥はやはり神室町にいたのである。

取るものも取り敢えず遥が運び込まれた病院に駆け付けた桐生であったが、そこで遥が事故の際に身を挺して守ったとされる赤ん坊と対面する。

まだ3歳かそこらのその赤ん坊の胸には「はると」と書かれた名札が付けられていた。

ハルトの母親が遥であることは間違いないようであるが、それでは父親は一体誰だというのか。それを知る者はいなかった。

遥の持っていた携帯のGPS履歴から、遥は以前に広島の尾道に滞在していたという事が分かった。

得られた情報はそれだけで今なお完全に暗中模索な状況であるが、途切れそうな糸がかろうじて繋がった。

桐生は施設に送られそうになっていたハルトを奪い、父親を捜しに広島の尾道へと旅立った。

 

尾道で遥の聞き込みを始めた桐生であったが、どういうわけか遥を知るという人は全くいなかった。

このような小さい町では新参者というのは目立つ。特に一時的とはいえ世間の話題を席巻した元アイドルともなれば、より人の目を引くはず。

ただ単に遥はこの町を素通りしただけなのだろうか。いや、恐らくこの町の住人たちは遥について何かを隠している。

遥の父親を捜す中で出会った広島を拠点とする極道組織 陽銘連合会 その広瀬一家の若頭である南雲(宮迫博之)に若衆の勇太(藤原竜也)、彼らの態度は明らかに遥の存在を隠しているそれであった。

しかし桐生はそんな彼らに無理強いをしてまで遥のことを聞き出す気にはなれなかった。

日常を共にしてゆく中で、桐生は彼らに、心優しい尾道の住人たちに心を寄せ始めていた。

そんな彼らが遥のことを頑なに話さないのは決してやましい事があるからではなく、遥の事を大切してくれているからのように桐生には思えた。

所作の端々から滲みでる焦りを浮かばせながらも、決して何かを強要をするような素振りすら見せない桐生を見て、住人達も少しずつ彼に対して心を開いてゆく。

徐々に遥の事を話し始める住人たち。やはり遥はこの町で暮らしていた。傷つき寄る辺のない遥をここの住人たちは暖かく迎えてくれた。

あの世間を賑わせたアイドルであることももちろん分かっていたが、住人たちは後にも先にもその事には一切触れなかった。

住人たちの話を聞いてゆく中でハルトの父親と思しき人物が浮かび上がる。

広瀬一家 若衆の1人であった達川という人物。彼が誰かに子供を胎ろすように携帯で話をしているのを聞いていた。

電話の相手が本当に遥だったという確証はなかったが、遥が尾道から姿を消したのはその電話の直後であった。

偶然にしては何か核心に繋がりそうな予感が走る。

本人に直接問いただすしかないのだが、肝心要の達川は1年前に神室町でホストになると言い残し、広島の地を去っていた。

桐生は尾道の住人にハルトを預け、達川を探しに再び神室町へ赴く。

 

冒頭で桐生が抱いていた子供が遥の子供だったという衝撃の展開。

なんだかんだ言いつつ遥は最終的には桐生と添い遂げるのだろう、と思っていたので、少しショックもある。

でも自分が愛した女性が残した子とはいえ、親代わりして育ててきた女性と桐生がそうなると、なんだか気持ち悪いという感じもするので、今ではこの展開で良かったのではと思える。

 

□主な寄り道要素

5のようなアナザーストーリーはないけれど、今回も寄り道要素が数多く用意されている。キャバクラとか麻雀はやってないので省きます。

・いつも通りのサブストーリー
5まではサブストーリー発生ポイントが表示される仕組みだったが、今回はなし。ジャッジアイズでもなかったような。なので、自分の足で探し回らないとならない。1度発生すればマップに表示されるようになる。

・クランクリエイター
神室町のギャング?ジャスティスという組織相手に戦うコスト制のシミレーションゲーム。ジャスティスの幹部たちという役で、オカダカズチカとかヤノトオルとか実在するプロレスラーが多数出演している。最近のプロレスを知らない自分にはサッパリ分からなかったけど、それぞれ決めセリフとかあって個性が強くて好きになりました。その幹部たちを倒すと仲間になってくれて、戦力が大幅に上がる。他にも町のチンピラ倒したり、寄り道要素をこなしていると加入してくれるメンバーがいろいろいるはいる。それほど戦力にはならないけど。

・素潜り漁
5のマタギと同様なFPSゲーム。序盤の金稼ぎに向いている。尾道の海に潜って水中ボウガンみたいなので魚を捕る。ステージは3つあり、それぞれボスがいる。途中まで海底に回復アイテムがあることを忘れていて、ステージ2の大王イカにけっこう苦戦した。闇武器屋に行けるようになると、30万円だせばそれなりのボウガンが買える。いかにボスへたどり着くまでに回復アイテム取って体力を温存するかがカギ。


・スナック遊び
尾道のとあるスナックで遊んで、ママや他の常連客全員から認められた者だけが座ることを許されるというソファーに座りたい!という内容。スナックに通って、常連客と話をしたり、飲食したり、ダーツやカラオケで遊ぶうちに徐々に認められるようになる。特に技術を求められる内容ではないので面白くはないけど、ここのママが個人的にドストライクなのでつい暇があると行ってしまう。全クリすると素潜り漁で役に立つ強力なボウガンがもらえるので、素潜り漁に手を焼いている方で、金出してボウガン買いたくない方はこっちからクリアするのをおススメしたい。

 

・草野球チーム
基本的に試合は簡略式のオートで進んでいくが、攻撃回でクリーンナップにチャンスが回ってくるとリアル画面に代わり、打撃操作ができるようになる。1試合で3回くらい操作できる。最初はかなり弱いけれど、試合をこなすと経験値がもらえるので少しずつ強くなっていく。他にも条件満たして試合に勝つともらえる育成アイテムがあったり。サブストーリーや素潜り漁、スナック遊びで仲良くなった常連客が選手として入ってくれたりする。劇的に戦力UPするようなことはないが、基本オート進行なので選手の調子が勝負の流れを左右しやすく、入れ替えられる選手が多いと勝ちやすくはなる。


・ねこ集め
神室町でノラ猫専門の猫カフェを開きたいが全く野良ネコがなつかないというまるで自分を見てるような可哀そうな店主の為に、町中のノラ猫に餌をあげてなつかせるゲーム。1度の遭遇で3回エサをあげられるが、数種類のエサの中からそのネコが好みのエサをあげなくてはならない。パッケージに書かれてるネコと同じ柄のエサが相性いいのかと思っていたけど、必ずしもそうとは限らないようで、未だに法則がよく分からない。集めたあとはそのネコカフェでまったりする事が可能。たまにネコが膝に乗ってくれたり。本物の猫カフェに1人で行く勇気もないし、一緒に行ってくれる相手もいないおじさんにはうってつけ。