一気に飛んでもう既に最終章。
ビートたけしや、雨上がりの宮迫といった芸能人キャラが良い味をだしてる。この二人のお陰で終盤まではけっこうコミカルに話が進んでゆくので、思いのほか最後まで興味深くストーリーを追えました。
思いのほかというのは、プレイ前に散々な書かれようのアマゾンレビューを見てしまい、全く期待していなかったので。
5がなかなかの大作で、その続編、しかもシリーズ最終章、おまけにプレステ4、という期待しちゃうフルコンボかまされて、発売日にフルプライスで買っていたら果たしてこれほど素直に楽しめたかは疑問。
それでもストーリーはそれほど悪くなかったと個人的には思う。相変わらずの後付け後付けシナリオにしては、よく盛り上げたと思います。
前半は遥が生んだハルトの父親が誰かという謎を巡ってストーリーが展開していき、それが判明したあとは尾道に隠されている謎を追う形になる。
尾道の土地に眠る決して暴いてはならない謎、なんて膨らませるとユニコーンガンダムのラプラスの箱が脳裏によぎり、どうせ蓋明けてみたらショボいんでしょう、と思っていたけど、いやいやいや、とんでもなかった。マジでビックリした。土地柄や謎が隠されている場所、その他の伏線でそろそろと芽生える予感はあったけど、まさか本当にコレを出すとは・・・。ここまでスケールでかいと細かいツッコみを入れる気も失せる。
これまで度々匂わせていた政治側の黒幕もとうとう明かされたし。
不満はとにかく短い。ちょっとストーリー進めるとすぐに次の章に行ってしまう。純粋にメインストーリーを追ってるだけだと20時間くらいで終わるような気がする。行ける範囲も広島の尾道と神室町だけだし。前作が札幌、名古屋、博多、大阪、東京に行けたので、どうしても物足りなさはある。
PS4の割にロードも長いし、人物モデリングもPS3そのまま流用してる気がする。PS4の性能を活かしているのは戦闘がシームレスになったくらいじゃないのか。
パチンコ・スロットがなくなった代わりに、ゲームセンターで遊べるゲームがかなり増えたのは良かった。もっとレトロゲーム搭載してほしい。
キャバクラ、チャット系は面倒くさくて手を付けなかったが、スナックの常連になるやつは面白かった。草野球チーム育てるのや、漁のゲームもなかなか楽しめた。ここらへんのサブストーリーが最終章に入ってようやく出てきたが、もう少し早く出てきてくれれば良かった。
やはりサブストーリー発生している所はマーク付けて欲しい。ぜんぜん分からない。今回そんなに広いマップでもないけど、都度サブストーリー探して街を練り歩く気にはなれない。
さて、尾道の秘密を暴いた桐生に政界の黒幕直々に抹殺命令が下されたが、ラストどう持って行くのでしょう。草野球とスナックのママを攻略するつもりなので、まだ時間かかりそうですが。