閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

記念樹

2009-03-20 15:28:46 | 日々
何かの記念に木を植える、というのは素敵なことだと思います。
子どもの頃からアパート・マンション暮らしが長かったので、
ベランダで鉢植えを育てることしかできませんでした。
だから「木を植える」ことにはあこがれがありました。

いまは、家の周りに自由に使える地面があり、
その周りには「使ってもたぶん誰も文句を言わない」山もあるので、
苗木を植えようと思えば植えられますが、
あらたまって記念植樹をしたことはありません。
(だってそういう特別な木が枯れちゃったらすごく悲しいと思う…)

そうそう、うちでは猫のすももだけ「記念樹」があるのでした。
すももを拾ったとき、8歳くらいだった呼夜が、
園芸店の広告を持ってきて「どうしてもこれが欲しい!」
と言うので買ったのが、スモモの苗木だったのです。

植えて数年後には、鈴なりに赤い実がなって、
生では酸っぱいのですが、とてもいいジャムになりました。

何年か、ジャムを作り続け、しだいに実つきが悪くなり、
剪定やら肥料やら、よくわからないままに伸び放題で、
毛虫にたかられたり、ハクビシンに襲撃されたり、
ほとんど1個も収穫できない年もあり…

でも、今年はとてもきれいに咲いています。
実がなるでしょうか。
なるといいなあ。


他の猫も、名前にちなんだ記念樹を考えてみました。

茶々姫…もちろんお茶の木で決まり。

珊瑚…サンゴジュ。名前はぴったりですが、わたしには
あまり良い思い出がないもんで…かわりにサンシュユで。
「ボクは登れる木がいいなァ」とさんちゃんは言っておりますが。
(あのね、どんな木だって、登れるようになるには年月がかかるのだよ)

真鈴…「まり」のつく木が思い浮かびません。マリーゴールドは草だし。
マロニエかマルメロはいかが?

きなこ…キナの木は薬用植物ですが、成分が穏やかでないので除外。
「き」のつく木では、キンモクセイがすでに植えてあるから、
キリの木がよさそうだと思います。
コメント
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