閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

白菜の花

2009-03-24 14:51:54 | 日々
冬のあいだはおとなしく畑にすわっているが、
春の訪れとともにむくむくと変身を始め、
野菜とは思えないほどのあでやかさ。
こうして真上から見ると、クリノリンレディを思わせる。
万華鏡をのぞきこんだようでもある。


最近買った本
・「ハサウェイ・ジョウンズの恋」白水社
・「愛の世界」国書刊行会
・「ネコ型社員の時代」新潮新書

ちょっとひさしぶりに新しい本をまとめて入手。
2番目のは装丁があまりに美しかったため(勝本みつるさんです)
珍しくジャケ買いである。
作者のエリザベス・ボウエンという人は知らなかったが、
キャサリン・マンスフィールドとほぼ同時代の人だろうか。
書き出しのこまやかな文体も似ているところがある。
原書でも読んでみたいと思う。

3番目のは新聞広告で見て、呼夜に「なんか面白そう」と言ったら、
「それはオレが読むんじゃなくて、オレの知り合い連中が読むべきでしょ」
とのこと。
で、わたしが読むことに?(笑


そうそう、先日「猫の記念樹」のことを書いたら、
真鈴には「コデマリはいかがでしょうか?」とメールをいただきました。
なーるほど! 「まり」で始まる木ばかり考えて、
「まり」で終わる名前を見逃していました。
白いコデマリの花の下に、黒い猫。
絵になりますね。
コメント
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