夕方、猫たちとお散歩をしていたら、
空から、羽がいちまい、ひらひらひらと落ちてきます。
両手を出して、受けとめました。
もらっていいの?
ありがとう!
見まわしても鳥の姿はありません。
ずっと遠くから、もしかしたら山のむこうから
風に乗ってきたのだと思います。
長さ2センチくらい。桜の花びらくらいの大きさです。
半分グレイで、先のほうが半分白。
ふわふわ柔らかくて、小鳥のおなかの羽のようです。
そっと持って帰って、羽の図鑑を借りて調べてみました。
オオルリのメスの羽にすこし似ているかな。
長い風切羽や尾羽だともっと特徴があるのだけれど、
こういう小さい羽は、素人には判別がむずかしいです。
なにかの知らせ?
それとも、なにかのごほうび?
どちらにしても、きっといいことに違いありません。
空が、わたしに、くれました。