水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

絶望の向こうに

2016年09月10日 00時01分45秒 | 詩編
 形にならぬ青さと  惰性で生きることへの恐怖が  深夜に想起される  多分  僕はまだなにも成し遂げていない  何度積み上げても  幾度となく積み上げても  永遠に完成しない  そんな絶望を感じるとき  そして倦怠を感じるとき  ふとやってくる朝がある  それは陽の光を連れて  僕の顔を暖めに  やってくる . . . 本文を読む

愛の咲く昼間

2016年09月10日 00時01分15秒 | 詩編
 愛を植えて  瞳を濡らして  未来の戯れ言を予測する  この不確かな白昼のひととき  また、会おうね  そういい残して  僕らは別れた  何の躊躇いもなしに  ふたりの  進む道は  違ったけど  なぜだろうか?  また、何処かで  会えるような   そんな気がしたんだよ . . . 本文を読む

異形の奇才

2016年09月10日 00時00分30秒 | 詩編
 異質なものが  本当になるのが  この世の常  不条理こそ  真実の「自由」を  われらに賦与する天恵    楽になれるばかりの人生じゃないが  苦労も、必ずや報われると信じて  砂漠のなかを歩み続けるのも  悪かないぜ! . . . 本文を読む