真っ白な
明日の風景を
頭脳に隠して
僕は静かに嗤う
くだらない
深い 深い 呼吸を繰り返すうちに
いつの間にか沈んでいく
日々の怠惰
そこで
次の頁をめくれば
飛び出す思い出の隊列 . . . 本文を読む
ラジオ という媒体の自由さ。それぞれの好みに、寄り添うように流れる番組。霊的なもの、それは電波。脳波を読み取るのも不可能ではない世の中になってきた。ラジオ番組を、やっている。よっちの詩を紹介。私たちは、生者だが、死者の側のラジオがこの小説の主題となっている。生者も、死者もラジオが大好き。ちょっとしたレトロ感が、ラジオには感じられる。テレビに較べて、安心感を覚える。束縛が少ない。自由度が高まる。音 . . . 本文を読む