水面を破壊せよ、上へ昇って

勢いよく水面を破壊する気概で、海面に湧く言葉たちであれ。

放る 韻 楽舞

2016年09月12日 22時14分13秒 | 詩編
 Play  Like  言の葉舞うように    Stay  Tune  轟き渡るラジオプログラムに  Go  Today  躊躇わず  怯え上がらず  夢降る国へ  ご遠慮なく  囂しくあれ    リンボーダンスでさえ  もう少々辛抱していただければ  活路を見出して  何でもない孤独を持て余すことだってなくなりますから . . . 本文を読む

萩原朔太郎 「青猫」を読んで

2016年09月12日 21時51分29秒 | エッセイ
 人の巣  都会に憧れるのは、良いことだ、という素直な心情の吐露が素晴らしい。  また、建築とは、人の夢の具現化された美しいもの。その権威を誇示するもの。文明の程度を測るもの。    欲望の巣窟としての都会。  また欲望の具現化されたものとしての都会。  欲望の渦巻く都会。  女性を求める、また  高貴なる生活を求める、  のも自然な素直な欲求である、  人間はそういう本能的な欲求にはあ . . . 本文を読む

PCを枕にして

2016年09月12日 03時46分48秒 | 詩編
 PCを開けば  その銀河の奥の向こう  真っ白な欲望を  駆逐するように  文字がスクリーン上を揺らめくから  僕はあなたの吐息を感じて  キーボードに貼り付いた羨望の感情を  放置して、それを枕がわりにした  コマンドOK食らわして  あなたの欲望を糧にして  ゆめゆめキャンセル待ちなんてさせないわ  分かってる?  あなたの孤独は、私の栄養  その言の葉に未知なるエネルギーを込めて  . . . 本文を読む

冷えた都会の熱情

2016年09月12日 02時17分29秒 | 詩編
 人間の欲望が  生えている    50年後の夕日に  映えている  止まらない鼓動を  その体躯に宿し  透明な妄想を  匿って  日々割れることの   何の変哲もない  暮らしを象って  今宵も  ある街で  終わらない  音楽が鳴り続けるのならば……  無味な感情が高層ビルに乗り移って  のんびり走るタクシーに想いを託し    多忙な歩道の野望に溜め息もらして  世界に羽ばたく英雄 . . . 本文を読む

東京孤独化学

2016年09月12日 01時57分22秒 | 詩編
 震える  アメンボ  東京のネオンが  スタバのフラペチーノを  煌めかせる  僕は  渋谷の水溜まりを越え  富士山の見えるビルへと急ぐ  遠く見つめれば  透明な空間が邪魔をして  半径5キロメートルの欲望を  匿うように、夜の灯が揺れる  孤独の力を化学エネルギーにして…… . . . 本文を読む