真夏日になる日が終わり夕方6時には水まきが出来る気温になっています。バラの鉢も高温日に葉が落ち根元に水が行き渡り易くなっています。植物ですから自然の環境に順応しながら、種を付ける為に開花し続けようと淡々と生きていると感じます。
最低気温が25度を超えなくなってから、花が咲いた後の脇芽が伸び始めています。実がついた枝を切りたくて仕方がありませんが、もう一週間我慢です。日中の気温が高いので咲いても9月初旬は秋バラとしては美しくありません。勝手な言い分ですが蕾まで一ヶ月掛かるとしたら、開花は中旬以降ということになります。新芽が出てすぐに暑さと病気で葉か汚くなっても困りものです。切りたいけれどここは我慢。追肥も春の芽だし肥量の半分程度を目安として与え剪定と一緒に行います。
ERモーバンヒルズの花柄摘みをしなかったものが可愛い実になっています。手が届かなかったところですが、全部剪定すると花は四季咲きとなります。やっぱりえらいですER。
無駄に頑張らない植物に学ぶことが多い毎日ですが、お店の夏休みも終わりに近づいています。
8月17日よりお店は通常営業となります。お待ちしております。
↑モーヴァンヒルズ 実がついても、新しく伸びた枝には花が咲いています。
↑ザ・ジェネラスガーデナー 実が大きいのであまりたくさん実をつけておくと切った枝もわき芽が伸びにくいです。水が足りないということも原因かもしれません。
↑スキャボロフェアー 実をつけたままでもわき芽がゆっくり伸び返り咲きします。何度も咲かせたいのなら花殻摘みをした方が良く咲きます。
↑小さな森では一番遅咲き、「エーメ・ヴィベール(ノアゼット)」今一番花が咲いています。日陰で鉢植えなので、地植えしてみたい品種の一つです。