現在ガソリンスタンドの2階従業員室の改装中。
来週からは1階販売室の改修に入る。
17時を廻ると、スタンドはにわかに忙しくなる。
1階の販売室(サービスルーム)も給油・洗車・点検等で待ち時間のお客様でいっぱいとなる。
カウンター席でスマホを操作しお待ちの20代の女性。
スタッフの方が
「お待たせしました」と声を掛ける。
「はい」
「ラジエターの水が入ってませんでしたけど、時々点検されてますか?」
「え?、それって何ですか?」
「高温になったエンジンを冷やす役目をする・・・」
2人して車の方へ行かれた。
思わず笑ってしまいそうだった。
彼女はラジエターの水を点検したことなど、一度も無かったようだ。
自動車学校へ通ったのなら、勉強したのじゃないだろうか?
(多分、車の整備も教えるんじゃない?)
以前、我が家の愛車をリコール(シートベルトの不具合だったっけ?)で出したことがあった。
返ってきた車はちゃんとリコール箇所の処置が済ませてあったことだろう。
それは良かったのだが、
改めて車のタイヤにふと目をやったところ、タイヤのひび割れに気が付いた。
その時に思った。
勿論日常の点検は持ち主である私の責任であるが、
お店は車のプロ集団なんだから、
タイヤのひび割れくらいなら、整備の方に限らず、
スタッフであればがすぐわかるはず、
確かに、今回はリコール部分の処置をすることが目的だが、
ディーラーが自社の車をドックでみるのに、
それくらいのサービスチェックも出来ない程、忙しいのだろうか?
シートベルトも大事だけど、タイヤはもっと大事じゃないの?
お客様にお話しして、タイヤ交換を促すのも、
ビジネスだと思うけどなぁ~。
それがサービス精神でしょう。
それまでは、点検、車検をすべてお任せしていたのだが、
この事を切っ掛けに、お店を替えた。
タイヤ交換は新しいお店にお願いした。その後車検も。
今日のラジエターの水点検が、同じ事例であったかは分からないが、
プラスアルファ―の部分こそが、サービスなんじゃなかろうか。
販売価格もアップするし、
なにより、
サービスは有償なのである。
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