大工さんに「打ち合わせに行ってきますけん」と告げて、愛車の軽トラで現場を離れた。
少し下り坂のT字路で一旦停止。
カタッ!と音がした。
ん?と思った瞬間
「アッチッチッ」と声を上げてしまった。
左わきを見ると、倒れた水筒から今だ流れ出している。
慌てて取り上げたものだから、状況は更に悪化。
まき散らす羽目に。
「あぁ、忘れとったぁ、でも、なんで?」
こぼれ出て、さらにまき散らしたのは”青汁”
実は、お昼休みに自宅へ戻った際、水筒に青汁の粉をいれ、沸騰したお湯を入れて出ていたのだ。
始めはお茶を水筒に入れて行こうと思ったのだが、試飲サンプルでもらったらしき青汁のスティックを発見。
(↑ゴミ箱から引っ張り出してみました)
お湯で溶いて大丈夫なのか?と説明書きを読むと、
「(スティック)1本あたり100ml程度の水などによく溶かしてお召し上がりください」とあった。
「水などに」とあるのだからお湯でもOKだろう、そう考えたのである。
我が家では青汁は私以外は飲まない。
だれも文句は言わないし、お茶より手っ取り早いではないか。
そこで、どれに入れて行くか?と考えた時に、
熱湯を注ぐので、キャップを外して直接飲むタイプだと口をやけどしそうなので、中蓋式の水筒を選んだ。
キャップに注ぎ、適温まで冷ますことができるからである。
そして、水筒へスティック大1本、小1本を入れ、沸騰したお湯を400cc程注いだ。
現場へ着いて早速「どれどれ飲んでみるか?」と水筒のキャップを回し、開閉ボタン蓋のプッシュ部分を押し「開く」にした(つもりだった)。
ところが、青汁は出てこなかったのである。
「そうか、お茶と違って青汁だから粉で目詰まりして出んとバイね」
「そんなら・・・」と開閉ボタン蓋を外してキャップに注ぎ飲んだ。
その後、ボタン蓋を押したのか?そのままだったのか?
ボタン蓋を廻してしっかり閉めたのか?中途半端だったのか?
どうだったのかは分からない。
結果としては逆だったのだろう。
とりあえず、助手席のシート横に挟んで立てていたのを忘れていたのである。
お尻半分濡れた状態では打ち合わせにも行けない。冷めたらやたら冷たい。
慌てて自宅へ戻り着替えた。
(ケールの粉が・・・)
濡れた座席周りもタオルでサッと拭き取った。
しかし、困ったことになった。
車に乗り降りをする度(車から降りて、再び乗り込むとき)に、車内に国産ケール100パーセント(大豆プラス)の強烈な匂いが、いや、臭いが襲ってくるのである。
まぁ、10分も乗っていると慣れて気にならなくなるのだが、とても人は同乗せられない。
乾燥したら少しは和らぐのだろうか?
だいたい、お茶にしてればこんなことには成らなかっただろうに。
判断を誤ったのである。
調べてみると、青汁はお湯と一緒に飲んではいけないとあった。
青汁の主成分であるケールが損なわれるそうだ。ビタミンも失われるんだとか。
だから、この色になったんじゃなかろうか?
この色じゃねぇ~。おいしそうには見えない。
もったいないんで、飲んだけど、青汁はやっぱり青緑じゃないとねぇ、黄緑じゃねぇ。
溶かすなら水、ジュース、牛乳、リンゴ酢などを薦めてあった。みなさんはそうしてください。
それにしても、この水筒は偶に使うからだろうか、この開閉ボタン蓋、どっちが「開く」で、どっちが「閉める」が覚えられねぇ。
使う度に、ボタン蓋を開けたままでキャップ閉めて横置きしてて、飲もうと開けた途端こぼれて慌てとります。
最後にもう一つ、
帰宅し、降車したら
このざま。
こぼしてしまった。
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