遅生の故玩館ブログ

中山道56番美江寺宿の古民家ミュージアム・故玩館(無料)です。徒然なる日々を、骨董、能楽、有機農業で語ります。

草叢畑から片手で野菜収穫

2024年09月20日 | 故玩館日記

左手を負傷してから1か月ちょっとになります。

今だ左手は使えません。

これで最も影響が大きいのは、ものぐさ有機農業です。

野菜のお世話が全くできません。

炎天下、連日、精を出していた、あの「草刈りますよ君」の姿は、どこにもありません(^^;

その結果、畑は伸び放題の草に包囲されています。

ところが、夏野菜が終盤のなかで、草と猛暑をものともせず、今を盛りと繁っているのがローゼルです。あれよあれよという間に、2m越え。元々、南方のハイビスカスの一種、暑さに強いはずですね。

可憐な花は、すぐ実にかわります。実本体は不要。実の周りを包むガクを外して集め、ハーブティーやジャムにするのです。このガクをはずす作業が大変。昨年は試に数本を育てただけでした。ハーブティーやジャムが好評だったので、今年は種から育て、一畝分、植えました。おそらく、数十㎏の実が採れるでしょう。それらのガクを片手ではずす!?・・・・考えただけで、気が遠くなりそうです(^^;

ローゼル畝の横には、ヤシの木のように伸びたオクラが残っています。もはや3m位。実はまだ柔らかいです。

オクラの向こうのモロヘイヤは伸びるにまかせてこんな状態。

全面刈って、葉を採ればまだOKなのですが、何分片手なので放棄(^.^)

その横の十六ササギ(ゲ)も、さすがに終盤です。今年は、4波の収穫がありました。トータルでは相当の量でした。

ナスは、秋の実りが真っ盛りです。

特に今年は、左手を負傷する直前に散布した光合成細菌の効果でしょうか、葉の色艶が良いです。必然的に実りもグッド。

問題は収穫ですね。片手ではなかなか大変です。それに、落ちた実を挟みをもった手でひろうのは、厄介なだけでなく、危険です。

そこでプチ工夫。大きめのバケツを下に置き、スパッと切れば、見事に実はバケツの中へ(^.^)

少し西の桜の木の下には、トウガラシ・ピーマン類の畝があります。もちろん、連作。ズーっと青枯れ病にやられて、全滅の年が続きましたが、垂直栽培と放線菌の組み合わせで徐々に成果が上がり、今年は12本、全部が生き残りました。大きい物は。丈が2mを越えています。草やカボチャの蔓をものともせず、がんばっています。

そんなわけで、今日の収穫。

庄屋大長ナスは、この時期としては特上。

シシトウ(伏見甘なが)は、1本分です。

それにしても、これだけの量を片手で獲るのは、疲れますね。

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (blue-wing-olive)
2024-09-20 09:37:57
どの植物も元気ですね。
ゴーヤってそんなに大きくなるんですね。
手のお怪我お大事になさって下さい。
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もう少しの辛抱ですね・・・ (うばゆり3)
2024-09-20 11:02:34
こんにちは。

>数十㎏の実
今後の!ローゼルの処理・・・お聞きしただけで気が遠くなります。
暑さが好きなナスやトマトは元気ですね。
背の高いのはオクラだと思いますが、採るのにも大変だったことでしょう。

我が家は遅生さんのように、白菜と大根の間に防草シートを敷いたので少し楽かななんて今日草取りをしましたが、
他の畑(サツキの差し芽など植えた場所)など、間に合わず・・・お手上げ状態です。

ですので、本当に片手では大変だったことでしょう。
でも、さすが!!様々な工夫で良い生育ですね°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

ぼつぼつ!両手が使える(しばらくはリハビリ?)と思います。どうかご無理なさらずに!
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Unknown (ぽぽ)
2024-09-20 12:21:44
遅生さんへ
片手での収穫大変ですね(>_<)
まだまだ養生なさってください。
最近親父からもらった茄子は終盤なのか育ちすぎなのか皮が固く食味が良くなかったです。
遅生さんのところの茄子は美味しそうですね!(^^)
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blue-wing-oliveさんへ (遅生)
2024-09-20 12:23:51
すみません、ゴーヤはまちがい、オクラです。オクラもやはり熱帯系の作物ですから、夏の生育、すごいです。ただ、放っておくとジャングルのようになるので、一個収穫と同時に葉を一枚落としていきます。すると、ご覧のようなヤシの木かキリンさんのようになります。高くなりすぎて、収穫が大変です(^^;
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うばゆり3さんへ (遅生)
2024-09-20 12:58:19
ゴーヤでなく、オクラです。暑さで人間の方がおかしくなっています(^^;
ここまで高くなると届きません。片手で茎をもってギュッと曲げ、もう一方の手でオクラを採っていたのですが、片手では何ともなりません(^^;
こうまで酷暑になると、畑全面マルチが現実的になってきますね。敷くときはチョッと手間ですが、夏の除草作業から解放される(畝間だけでも)ありがたさは、何ものにもかえがたいです(^.^)
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ぽぽぽさんへ (遅生)
2024-09-20 13:03:04
いやー、片手でゴソゴソやっている姿を傍からみたら滑稽でしょう。
なんでもそうですが、ナスは盛期を過ぎると硬くなりますね。
ただ、管理をうまくやって、若芽が育ち、そこに生るナスは色艶がよく柔らかいです。
その意味で、今回の光合成細菌の威力は大です。
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遅生さんへ (Dr.K)
2024-09-20 14:13:47
まだ左手が使えないのですか。
農作業に支障だ出ますね(~_~;)
でも、案外、雑草がはびこっているほうが、カンカン照りになって水不足になるよりは、作物には良い結果をもたらすのかもしれませんね(^_^)

相変わらず、実り豊かなようですね(^-^*)
収穫の盛りが過ぎた頃は、左手が使えるようになり、雑草取りもできるようになるでしょうから、次の冬野菜の準備が出来ますね(^_^)
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Unknown (blue-wing-olive)
2024-09-20 14:35:40
ゴーヤではなくオクラでしたか。
オクラがあんなに大きくなる事に、余計に驚きました。
ゴーヤも好きですが、オクラはもっと好きです。
オクラは買うと高いので、家庭菜園をやってる母に作ったらどうかと頼むのですが、栽培が難しいと、断られます。
こちらの気候はあまり合っていないのかも。
でも、栽培してる家もあるんだけどね。
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Unknown (tkgmzt2902)
2024-09-20 15:22:09
左手での収穫、本当に大変だろうと思います。
が、ナス紺の艶やかさ!みごとです!
憧れているなすのイメージにぴったりのナス紺です。おいしいだろうなぁー!
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Dr.Kさんへ (遅生)
2024-09-20 16:38:21
左手ですが、それがまだ相当にかかりそうなのです。
とても秋冬野菜の準備に間に合いそうもありません。
雑草の方は、寒くなればいずれ枯れるでしょう。
全く痛い目にあったものです。
ま、自分の粗相なので、仕方ありません。
大贋物を掴んだ時といっしょですね(^^;
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