今回の品は、アフリカの太鼓です。
上径 46.1㎝、下径 19.3㎝、高 42.2㎝。アフリカ。20世紀。
地域は不明ですが、アフリカの太鼓です。木を刳り貫いた胴に、シマウマの皮を張ってあります。
まるで、抽象画のような模様です。
皮を張っているのは、無数の紐です。
この紐も、シマウマの皮でできています。
どこかで見た抽象画に似ています。
下部にも、同じようにシマウマの皮を張り、皮でできた紐でギュッと上下の皮を締めてあります。
やはり、美しい模様。
上側はシマウマの皮をそのまま使っているのに対して、下側の皮は、シマウマの毛を抜いています。
が、一部、取り残しがあります(^^;
この太鼓には、片側に紐がついています。
これはなんだろう？
片方だけですから、持って運ぶためのものではなさそうです。
このシマウマ太鼓、どんな音がする？
叩いてみると、その大きさから予想されるほどの響きや音量はありませんでした。
ん？！アフリカの太鼓って、こんなもの？！！
ひょっとして、と思い、紐をつかんで横にしてみました。
同じように叩くと、なかなかの音。
もう一方の底になっていた、小さい方の皮を叩くと、少し高い音が小気味よく鳴り響きます。
両側を使えば、高低の打音で、リズム音楽が出来上がります。
ただ、シマウマ太鼓を横倒しただけでは、安定しません。この紐によって、使いやすい角度に固定して使うのでしょう。
でも、このシマウマ太鼓、
楽器として使うよりも、
スツールの方がピッタリきます(^^;
気分は、もう、シマウマ(^.^)
どこで探されるとあるのですか。
その道はその道ですね。
珍しい物拝見できました。
こちらのは紐の編み方も統一性があって作り方も繊細でセンスがありますね。
中には木の型が入っているのでしょうか？
自分でも、行きつく先がわかりません(^^;
いろんな脇道を迷路のようにたどるのですが、気がついてみると、何となく似たような地点に至っています(^.^)
私の品の方は、胴の形が普通と違って非対称です。太鼓の形としては珍しいです。皮の大きさが違うので、二種の音(高、低)が出ます。
皮の下はよく見えませんが、木の胴があるようです。重さと強度からして、刳り貫きでしょう。これだけ大きな刳り貫きを作るのは、かなりの手間だと思います。
そうしたら、太鼓だったのですね！
それも、シマウマの皮を張ったアフリカの太鼓！
故玩館からは、いろんな物が出てきますね！
しかも、珍しい、良い物が、ぞくぞくと出てきますね！
しまうまの太鼓とは！！(^^)
初めて見ました。一体どこで手に入れられる物なんでしょうか！？流石でございます。
品は紐状の皮等細工が細かく良い品に見えます。価値は高いものではと思いましたが、最後の椅子になってる写真で吹き出してしまいました笑笑
随分高級な椅子なのでは！？(^^)
何ケーキなんでしょう。そういえば、モンブランを使ったケーキにこんな感じのものもアリですね(^.^)
シマウマの皮とは、私も驚きました。日本では、馬は小鼓、大鼓、牛は太鼓です。シマウマとなると、超希少品ですから、かなりのお値段になると思います。楽器としては、けっこういけるような気がします(^.^)
時に、オヤッと思う品に出合いますね。以前、雅楽で使う鞨鼓を４万円でゲットしました。10年くらい持っていましたが、思いきってオークションに出品しました。どんどん入って、３０万以上になりました。陶磁器では考えられないですね。
シマウマの太鼓は、正確な値段を覚えていませんが、福沢諭吉さん以下でした。出品するとどうなるか、予想がつきません。
太鼓にすわると、適度な張りで気持ち良いです。上着も、シマウマさんに合わせてみました(^^;