しばらく、竹の花生けを紹介してきました。一段落ついた所で、竹の在庫一掃といきたいのですが、もう、まとまっては見当たりません。
で、その辺に目につく物を何でもかんでも。
径(最大) 4.7cm、高 5.5㎝。明治ー昭和。
茶道具の一つでしょう。子供の頃からその辺に転がってました(^^;
今の品でないことは確かですが、はっきりとした時代はわかりません。
星形に開けた穴がオシャレ。
切り口断面に入った放射状の白模様も面白い。
こんな具合に使うのでしょうか(あてずっぽ(^^;)
今出来の蓋置もなぜか一緒にありました。
これだと、こんな具合?
使い分けがあるのでしょうか。好みの問題なら、古い物好きの遅生としては、竹を選びます(^.^)
いずれにしろ、茶の嗜みが無い人間には、価値不明。朱漆で花押でも書いてあれば、それなりの物かとも思うのですが・・・
でも、小さくてかわいいので、
座辺の友としてはピッタリかと(^.^)
あやまって節を抜いてしまいそう(^^;
こういう所にさりげなく凝るのが日本的でいいですね。
これらは、正式なお茶用のものなようですね。
ちょっと、ネットで調べてみましたら、
「竹の蓋置は炉と風炉どちらにも使用されますが、中節といわれる節が真ん中にあるものが炉用で、天節といわれる上部に節があるものが風炉用です。」
とか、
「陶磁器の蓋置では炉と風炉ともに区別なく使われます。」
などと書かれていました。
また、節には、この蓋置のように、星形の孔が開けられるようですね。
そうはいっても、私もそうですが、お茶をしない者にとっては利用価値がなさそうですね(~_~;)
でも、お茶をする者にとっては大事な物なのでしょうから、大切にしなければならないのでしょうね。
茶道具は凝りだすとキリがないそうです。
この地方の有名な名家の奥さん、お茶をやる(本格的に)そうですが、さる骨董屋で、あと2千万あれば〇〇が買えるのだけど・・・と言っていたそうです。
思わず、豚に蹴られて〇ね、と言いたかったですね(^^;
それに較べたら、私等の遊びはかわいすぎて涙が出ます(^^;
蓋置の穴は、いろんな説があると思いますが、竹の蓋置の星形の穴は、空気抜きの役目があり、湯気で濡れた釜の蓋を置くと、ぺったりと貼りついてしまうことがありますので、その防止のために穴をあけると聞いております。
星形にしているのは、最初に作った方のおしゃれ心だと思います。
それでも、時には蓋をすときに、一緒に持ち上がってしまうことがあります。
私は時々、自分で竹の蓋置を作って使います。
それを星形にして遊んでいるのですね。
自作をして使うのもまた、楽しみの一つですね。
お茶に関しては全くの素人です。
いろいろ教えていただき、ありがとうございました。
竹の蓋置は使いません。
お棚が無ければ、竹、陶磁器どちらの蓋置も使えます。
価値の方は分りません(^^;)
いろいろな作法があるものですね。
それらを理解し、マスターするのはなかなか大変だと思います。
茶道入門も、もうこの年では難しそうですね。
気が向いたら、我流でお茶を味わうことにします(^.^)