プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★父の存在

2021-11-20 08:18:46 | 日記・エッセイ・コラム
 今日は、父の命日だが、すでに五十回忌の弔い上げを終えて、20年以上経った。

 いつもより早く目覚めたので、惰眠をむさぼりながら、父の面影を追ってみたが、父の手の温もりを知らないし、おんぶや抱っこされた記憶もなかった。

 小学校に入学して、初めての父兄参観日に父の姿が無く、それ以降、「父兄参観日」が大嫌いになった。今なら大問題になるところだが、先生が、通信簿に、「片親なので」と平気で書く時代だった。

 先日、亡くなった瀬戸内寂聴さんが、「いろんな経験をしてきたからこそ、あなたの今があるのです。すべてに感謝しましょう」とある法話が思い浮かんだ。

 不足を口にしても、足ることはない。今年、「金婚式」の節目を迎えることが出来たことに感謝し、これからも「分相応の生活」を心掛けたい。

★岸田政権への期待(後編):政治離れ

2021-11-15 07:30:08 | 日記・エッセイ・コラム
 公明党は、「こども支援給付金」を実施しないと、「選挙公約違反になる」と強調した。

 有権者は、選挙公約を当てにできないと心得て来たが、堂々と、「公約を守れない」として、反対を押し切る政治姿勢に、高圧的な権力志向が滲む。

 公明党の「山口ビジョン」には、「人間よりも利益を優先する経済至上主義で走り続けた結果、世界の価値観は大きく歪んでしまいました。私たちは一度立ち止まり(以下略)」とある。

 ましてや、安倍元総理大臣が、自民党の最大派閥の長に就いたので、派閥の発言力が、益々、強まる。岸田総理の政治姿勢に共感を持つが、突破力・実現力に不安を覚える。

「もう、どうでもよくなってきた」というのが、正直なところで、政治に対する関心が薄くなりつつあるのが、一番怖い。

 次回更新は、11月20日の予定。

★岸田政権への期待(前編):バラマキ

2021-11-14 08:02:17 | 日記・エッセイ・コラム
 第二次岸田新内閣が誕生し、本格的に始動したが、従来路線とあまり変わり映えせず、過大な期待は禁物だとの印象を受ける。

 「未来応援給付」と称した子供支援金10万円を現金とクーポンに二分し、所得制限(960万円上限)を設けたが、矛盾ばかりが目に付く。

 給付基準が「世帯主単位」なので、夫婦900万円ずつの場合、年収計1,800万円でも支給される。

 また、夫の年収が2,000万円でも、妻の収入が上限未満なら、妻を世帯主にすれば、支給対象になる。

 公明党の山口代表は、「子供を親の所得で、分断すべきではない」と主張したが、逆に、「国民を分断し、社会を分断しても良いのか?」と問いたい。

 どこで線引きしても、不満が残るのは、偏った施策であり、どう繕っても、「バラマキ」でしかない。

★不知は禍の元

2021-11-13 07:59:12 | 日記・エッセイ・コラム
 連日、雷鳴が轟き、私が一番嫌いな季節が到来した。テレビの天気予報画面で「」と「」マークを見るたびに、太平洋側の人達を羨ましく思う。

 11月10日夜、雷鳴が響き渡ったので、エアコンの電源を切った。タイマースイッチが点滅していたが、そのままにして床に就いた。

 翌朝、タイマースイッチが点滅し続けていたので、電力会社に電話をして事情を説明すると、エアコン設備側の故障ではないかと診断された。

 エアコンを買った店に修理を依頼し、夕方、正常に戻ったが、故障ではなかった。自動ごみ掃除機能の手入れを怠っていたために、詰まったゴミが原因でショートを起こしたと指摘された。

 日を改めて、クリーニングをして貰うことにしたが、非常時の対応方法を見直したい。"(-""-)"

★金婚式(後編):残るは2回

2021-11-12 07:47:24 | 日記・エッセイ・コラム
 結婚記念日は、経過年数ごとに名称が変わるが、私は、正確なことを知らない。

 結婚記念日を忘れたことはないが、毎年、食事に行く程度でお茶を濁し、きちんと形を整えて、祝ったことがなかった。

 古い話だが、30年目の節目に、友人に「銀婚式に何を贈ればいい?」と訊いて、「銀婚式は25年で、今年なら真珠婚式だぞ」と、笑われた程、私は、歳時に無頓着で、疎かった。

 妻へのプレゼントを3つ用意したのは、今までの詫びを兼ねた感謝の表現だったが、むろん、コメントはしないし、また、妻も無反応だった。50年も一緒に暮らせば、説明をしなくても、通じない方がおかしい。

 さて、「金婚式」の次は、5年後の「エメラルド婚式」で、60年目にあたる「ダイヤモンド婚式」が最後になる。それまで、健康面で迷惑をかけずに、一緒に元気に祝うことが出来たら、最高の贈り物だと思う。