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笹だんご (新潟県上越市、くさのや)
飼い主と同じ職場のピアさんが下さいました。
熊笹の香りがお餅に良く馴染み、さわやかー。
中にはさっぱりしたこしあんが入っています。
お餅を葉っぱで包むというアイデアは、中々良いですねぇ。
香りが楽しめるし、手も汚れません。
お菓子に添付されていた「しおり」には次のように記されて
いました。
国境妙高山麓等にて採取の熊笹で包み、すげでゆわえた野趣味豊かな
笹だんごは古くは、天文23年上杉謙信公出陣の際、柿崎城主に仕える
菓子司が中国の粽をもとに創案したものと北越風土記に記され、今でも
越後では端午の節句に笹だんごをつくって食べる風習になっております。
上杉謙信公も戦の合間に「笹だんご」を頬張っていたのでしょうか。
熊笹には抗菌作用があるらしいので、保存食として携帯するのに
丁度良かったのかも知れませんネ。