フランス旅行雑感

2017-07-18 09:35:16 | 旅行
コロ子が最初にフランスに行ったのは、24年前です。
それから何度かフランスを訪れる機会がありました。
感じた変化をメモしておきます。
 
労働者
フランスでは労働者がとても守られていて、労働者の権利
が遵守されているようでしたが、このところ変化が起きて
いるようです。
 
昔はホテルに連泊していると、日曜日に部屋の清掃や
タオルの交換などは無いのが普通でした。
今回泊ったエクス・アン・プロヴァンスの宿(Hotel Saint
Christophe)では、観光を終えて部屋に帰ってみると、
きれいに清掃されていて、びっくりしました。
 
旅行業界も、deregulationの荒波にさらされているようです。
特に旅行ガイド業は、参入しやすくなって、資格試験なども
易化している、と現地ガイドさんから
嘆き節が聞こえてきました。
日本も同じですね。
 
かといって、フランスの労働者がグローバルスタンダード
という”谷底”に向かって競争させられているかというと、
そうでもなさそうでした。
ニース、Vaubanのバスターミナルでは、乗客用の
トイレを取り壊し、労働者の休憩施設にすることが許されて
いましたし、マルセイユの空港では、スタバなどグローバル
チェーン店は間断なく営業しているのに、地元資本が経営
しているカフェテリアは、ゆるゆるでした。
コロ子は、地元資本のカフェテリアを利用したくて、
彼等が言う”開店時間”を待ちました。が、開店時間とは
彼等が動き始める時刻で、客に対するサービスを始める
時刻ではありませんでした。こっちは飛行機に乗る身ゆえ
時間厳守してもらわないと、困ります。
一旦カフェテリアの列に並んだものの、諦めて立ち去る
地元の方々もいました。
 
LVMH
LVMHの傘下にはいると、製品がとたんにtackyになり、
ブランドの価値が希薄化するのはなぜでしょうか?
 
LVはヴァンゴッホにインスピレーションを求めなければ
ならない程アイディアが枯渇しているのかしら。
 
モエ・シャンドンも、昔はこんなに派手じゃなかったような...
 
 

エペルネにあるモエ・シャンドンの売店で、ドン・ペリ
ニヨンのUSBメモリが販売されているのを見た時は、ため息
しか出ませんでした。
 
誰かはっきり言う必要があります。「趣味悪いよ」と。
 
(今日の日記は、偏見にみちたコロ子の私見です。
これが絶対だとは自分でも思っていません。)

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パリ最後の日〜帰国

2017-07-17 10:21:17 | 旅行
6月19日 パリ最後の日〜帰国
 
午前中パリへ行くといつも寄るデロール社へ行きました。
いつもながら見事な品揃えで、感心しました。
アポロの反町さんの著書も書棚にあり、流石だなぁと
思いました。

デロール社内
 
それからオルセーへ出向いたのですが、月曜日は休館日で
入館を諦めました。
ネットで調べると、オランジュリー美術館は開いているよう
なので、そちらへ向かいました。
 
 
やはり人気はモネの睡蓮



モネの絵の前で写生する学童
 
オランジュリーでは偶然にも「ブリヂストン美術館の名品-石橋財団
コレクション展」が開催され、青木繁の「海の幸」をゆっくり鑑賞
できたのが、何よりの贅沢です。

 
午後はスィーツ三昧で過ごしました。
 
最初は元ジェラールミュロのお店でケーキを頂きました。
 

次はレクレール・ドゥ・ジェニ (L'eclair de genie)
でタルトを食べました。 





最後にユダヤ人街を歩きましたが、10年程前に来た時受けた
印象と比較すると、スタイリッシュな変貌を遂げていました。


心から楽しかった今回のフランス旅行、日本に帰るのが嫌に
なる程でした。いつかまた来られることがあるでしょうか。
 
観光の後、朝チェックアウトの時にホテル預かってもらった荷物
をピックアップしにホテルへ戻りました。 
そこから事前予約をしておいた乗り合いタクシーに乗って、シャルル
ドゴール
まで行きました。
 
明るいうちに、町を車で走るのは久しぶりだったので、
最初にパリに来た時の印象が蘇りました。
あの時も、カフェにいる人と目があいそうになって、ドキッと
しましたっけ。
 
 
後ろ髪ひかれる思いでAF0274に乗り込みました。
 
最初の機内食

朝食はこんなの

6月20日午後6時ごろ無事羽田着
ああ、帰って来てしまった。

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エペルネ(Epernay)~アヴィズ(Avize)

2017-07-16 11:26:15 | 旅行
6月18日 エペルネ(Epernay)~アヴィズ(Avize)

パリ東駅からシャンパーニュの産地であるエペルネ(Epernay)
を訪れました。

パリから電車に揺られてEpernayへ。そこでタクシーを
拾ってアヴィズ(Avize)の町を見て回りました。
 
Epernay駅


ひとけのないアヴィズ(Avize)

アヴィズ(Avize)は、ほんとに静かでのどかな町です。
聞こえるのは、住宅からたまに聞こえてくる子どもの遊び声
ぐらいで、通行人はほとんど見かけません。



当たり前ですが、シャンパンの醸造元がたくさんありました。

世界を相手に安くはないお酒を売っているだけあって、町全体
が豊かな雰囲気に包まれています。

パリを歩いていると、時折感じられる疲弊感というのが全く
感じられないのですよ、この町は。

ぶどう畑の丘に巨大なボトルがあります

中々予約がとれないという噂のオーベルジュ

ピエール・キャロは飲んだことがあります

帰りは電話でタクシーを呼び、迎えに来てもらいました。
偶然にも行きと同じドライバーさんだったので、話が弾み
ました。
ドライバーさんから、「メルシエを見学して行くと良いよ」
と勧められ、ガイド付きツアーに参加することにしました。

地下カーヴを見学する前に、メルシエ創業者のウジェーヌ・
メルシエが、開放的とは言えない、シャンパン醸造の世界に
飛び込み、メルシエをどうやって大メゾンに育て上げたか
スライドを使った説明がありました。

確かに、ウジェーヌ・メルシエさんは、進取の気性に富んだ
人だったようです。そのバイタリティには驚くばかり。

次はいよいよミニトレインに乗って地下カーヴの見学です。
日本語のオーディオガイドが説明してくれるので、実に
解りやすいのですが、音声とミニトレインの速度が微妙に
ずれていたりもして、シャッターを押すのが遅れたり
もしました。



それでも存分に楽しめました。

ちなみにメルシエは今でも自社の畑で作られたぶどうで原料の半分を
賄っているというから立派です
 

カーヴのツアーが終わった後は、いよいよ試飲です。




良く冷えていて、おいしい。


帰りに売店で、シャンパーニュのフルボトル(19ユーロ)と

メルシエのトートバッグを買いました。

試飲で酔わせて、気持ちが大きくなったタイミングで
売店に案内というのは、商売上手ですねっ。
 

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CHAMPAGNE selection e.NICOLAS BRUT

2017-07-15 09:31:29 | チーズと酒類



CHAMPAGNE selection e.NICOLAS BRUT
 
旅行中にワイン専門店NOCOLASで販売されていた
格安シャンパーニュです。
ホテルの冷蔵庫で冷やして頂きました。
乾いたパリの空気で飲むシャンパーニュはひときわ
美味しく感じられました。
 
内容量 750ml
アルコール分 12%
購入価格 17.85ユーロ

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マルモッタン美術館とピカソ美術館

2017-07-14 12:07:44 | 旅行

6月17日 マルモッタン美術館とピカソ美術館


午前中はマルモッタン美術館へ行きました。ピサロの
特別展などもやっていたのですが、目的は、モネの
「印象日の出」ですね。
 

「日の出」を見るのは三回目ですが、今回発見したことが
ありました。実は私、この絵のことをずっと「日の入」だと
思っていたんです。
人に言うのは恥ずかしいので、ここに書いときます。

お昼は、日本人が経営しているレストラン、アンファンルージュ
で食事しました。
 


この日丁度結婚パーティが開かれていて、華やかな雰囲気を
楽しませて頂きました。
日本人だけでなく、地元フランス人にも愛されているお店なん
だと実感しました。
そして、新婚さんには「末永くお幸せに」と申し上げたいと
思います。

Berthillon(ベルティヨン)の露店があり、アイスクリームを食べ
てみました。味は行列ほどではないような...


 

午後まだ時間があったので、Musee national Picasso-Paris(ピカソ
美術館)にも寄りました。
キュビズム時代のピカソは苦手。だから、ピカソ美術館は見なくても
良いかなぁ、とも思ったんですが、オルガ・ピカソの特集を
やっていることに気づき俄然興味が沸きました。

オルガさんを通してピカソの人間性を垣間みられるなら、
入場料12.5ユーロは安いくらいでしょう。





オルガさん愛用のスーツケース

 



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Understanding the Millennials(4・5)

2017-07-13 10:19:20 | ラジオ英語
実践ビジネス英語
Understanding the Millennials(4)
student loan debt 学生ローンによる負債(額)
Generation Xer X世代の人(ベビーブーム後の1960年代~70年代生まれ
の人)
well educated and culturally literate 教育水準が高くて文化リテラシーが
ある
set A apart from B AをBと区別する、AをBから際だたせる
digital native デジタル世代
take something for granted ~を当たり前だと考える
go slack-jawed with surprise 驚きのあまりポカンと口をあける、あっけに
とられる
someone in his or her 40s 40代の人
app アプリ
gadget ちょっとした機械装置、目新しい小道具、小型の電子機器
bridge the digital divide デジタルディバイド、情報格差を埋める
tap into ~をうまく活用する、利用する
leverage 活用する、利用する
motivate someone 人にやる気を起こさせる
broadly speaking 大まかに言って
comprise 構成する、占める
stay ahead of the competition 常に競争相手の先を行っている/stay ahead of the gameとも
than them traditional grammarではthan theyもしくはthan they haveとさ
れているが、It's I.ではなくIt's me.が正しいと言うことからの連想で、
口語ではthan themとすることも多い
Understanding the Millennials(5)
characteristic 特性、特質、特徴
status quo 現状
on the part of 〜の側では
work from home or on the go 自宅や出先で仕事をする
remote worker 在宅勤務をする人、通信機器などを利用して仕事をする人
craft 作り上げる、念入りに作る
benefit packages and perks 給与パッケージと特典
when you think about it, 考えてみると
have a monopoly on 〜を独占している、〜の独占権を持っている
vocal 遠慮なく意見を述べる
sense of entitlement 権利意識、義務よりも権利を強調する

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Learning the Local Culture

2017-07-13 08:52:50 | ラジオ英語
ラジオ英会話
Week 2 Learning the Local Culture
7月10日 Harvey's First Surfing Lesson
on land 陸上、地上で
paddle パドルする、手でかく(「沖に出るためにサーフボードに腹這いになって手で水をかくこと」をここでは指している)
one ~ at a time 一度に一つの~
How am I doing? 私どうでしょうか、うまくやっているでしょうか
get it down 覚える、飲み込む
catch a wave 波に乗る
~ like mad. ~しまくる、思い切り~する
Pop up to a standing position. パッと起き上がって立った状態になる
get water up one's nose. 鼻に水が入る
wipeout ワイプアウト、転倒
brah ブラ(男の友だちへのカジュアルなかけ声)
give it another shot もう一度やってみる
7月11日 Lunch at Waikiki Beach
Did you get any good ~? 良い~が撮れましたか、もらえましたか、買えましたか
good shot 良い写真
turn out very well 写真がうまく写る、よくできる
wipe out ワイプアウト、転倒する
This camera doesn't take ~ shots. このカメラは~のような写真がうまく撮れません
fast-action 動きの速い
have great determination 決断力が素晴らしい
I don't dispute that. それは異議なしです
What's the plan for ~? ~はどんな予定ですか
I'll come and watch. 私は見に行きます
7月12日 The Hula Class
aloha ハワイのhello、goodbyeに当たる言葉
I'm here for ~. ~のためにまいりました
the two of you お二人、あなた方二人
I'm the world's worst ~. 私は世界最悪の~です
get in the way 邪魔になる
if you'd twist my arm どうしてもと言うことなら、仰るなら
follow ~'s lead ~のリードに従う
step to the right 右へ一歩踏み出して
oops おっと
7月13日 The Luau
luau ルアウ(ハワイ語で宴会、宴の意味)、ここでは観光客向けのショー形式のもの
Could you tell us your name, please? お名前を教えていただけますか
Take it away, Harvey. ではハーヴィーさんどうぞ、よろしく
(演奏、演技、踊り、演説などを行なう人を華やかに紹介する、そんな言葉)
give 〜 a big hand 〜に大きな拍手をおくる
this gentleman こちらの男性の方、紳士
cool moves 素敵な動き
as of 〜 〜という日時から
Come on up. 舞台へどうぞ、上がって
We've got time for one more song. もう一曲いけます、演奏する時間があります
 

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サンマルタン運河とレストランPhilou

2017-07-12 08:56:21 | 旅行
6月16日 サンマルタン運河とレストランPhilou
 
今日は午前中サンマルタン運河を見て、お昼は日本出身の方が
シェフとして活躍するレストランで食事、午後は先日見つけられ
なかったナタリー・バーネイのサロンの在処を再度訪ねる、
という計画を立てました。
 
ホテルを出て、サンマルタン運河方面に歩き始めると、
ほどなくバタクラン(Bataclan)劇場に行き当たりました。
そう、あの同時多発テロが起きた現場の1つです。




 
 
劇場は何とか再開できたようですが、今もってBalaclan Cafe
の方は全然ダメ。中の瓦礫さえ撤去されていません。
 
テロの重苦しい雰囲気を引きずりながら、サンマルタン運河
に出ました。
運河に浮かぶ船を見るうち、のどかな気持ちに。
 

 
小1時間歩いたところで、予約してあるレストランPhilouに
近づきました。
 
が、何やら聞いたことのあるレストランが2軒あります。
Le Carillon、Le Petit Cambodge....




ここはパリの同時多発テロのground zeroとも言えるところ。
まさかこんな巡り合わせになるとは思いませんでした。
 
もう日常を取り戻しているのでしょうか。両店ともお客さん
で賑わっていたことに救われました。
 
そんなこんなで、レストランPhilouの前に来ました。
 
おいしい食事で心が癒されました。
 
食後はまたナタリー・バーネイのサロン近くまで行きました。
先日はJacob通りから訪ねましたが、今回はVisconti通りから
アプローチしました。
ナタリー・バーネイのサロンにあるLe Temple de l'Amitieのことに
ついて、日本から持参した写真を示し、近隣の方々に尋ねてみま
した。
結果は「見たことない」「知らない」と答えた人が数人。
「知ってるが、ダメ。行けない」と答えてくれた人が2人いました。
どうやら、住居の中にあって、一般の人が立ち入れない場所の
ようです。
 
ナタリー・バーネイの足跡をもっとたどれれば嬉しかったのに、
宿題が残りました。
 
ホテルに戻る前に、ルーブル宮とエリゼ宮を見て帰りました。
 

 
エリゼ宮のセキュリティは厳重でしたね。

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エッフェル塔初体験

2017-07-11 09:02:52 | 旅行
6月15日 エッフェル塔初体験
パリには何度か来たことがあるけれど、エッフェル塔には
一度も登ったことがなく、今回初めてトライすることに
しました。
 
昔は塔の下まで自由に行けたのですが、度重なるテロの
せいでしょうか、かなりセキュリティに気遣っている
様子で、塔に近づくだけでもセキュリティチェックが
必要になります。
 
セキュリティチェックのブース
 
次にエッフェル塔のチケット販売所です
 

エッフェル塔内にはミシュラン1つ星のレストラン
 Le Jules Verneがあって、食事をする人は専用
入り口から直接行けるようになっています。
 

飼い主とコロ子は階段をえっちら、おっちら歩いて
登りました。
 

上からの眺めはこんなの
 
 
パリ郊外を歩いていたら、偶然こないな研究所を
見つけました。記念に写真を一枚。
 
パリでは面白いトラックが走っていました。
最初アメリカのスクールバスのように見えたのですが、
どうやら、パナソニックの新製品I-Sharperを試すこと
ができる車のようです。
果たして日本でもお目見えすることがあるでしょうか?
 

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ランブロワジとナタリー・バーネイのサロン

2017-07-10 10:05:57 | 旅行
 6月14日 ランブロワジとナタリー・バーネイのサロンを訪れる
 
朝方パリの有名パン店Legaychocでバゲットを
買いました。


 
デコ××も買いたかったのですが、日本に持ち帰るには
ちょっと問題ありそうです。お土産にもできないし。
 
この日のメインイベントはランブロワジ(L'AMBROISIE)
での昼食です。
 

 

午後は、「レスボスの女王」ことNatalie Clifford Barney
(ナタリー・クリフォード・バーネイ)のサロンを
訪れました。
場所は、20 rue Jacobと解っているのですが、
 
工事が始まるのか、中は無人でした。
ナタリー・バーネイ程の有名人が住んでいたのに、銘板
もない、不思議に思いました。
もう一度インターネットで情報を調べ直して、後日また
訪ねることにしました。


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