コロ子が最初にフランスに行ったのは、24年前です。
それから何度かフランスを訪れる機会がありました。
感じた変化をメモしておきます。
労働者
フランスでは労働者がとても守られていて、労働者の権利
が遵守されているようでしたが、このところ変化が起きて
いるようです。
昔はホテルに連泊していると、日曜日に部屋の清掃や
タオルの交換などは無いのが普通でした。
今回泊ったエクス・アン・プロヴァンスの宿(Hotel Saint
Christophe)では、観光を終えて部屋に帰ってみると、
きれいに清掃されていて、びっくりしました。
旅行業界も、deregulationの荒波にさらされているようです。
特に旅行ガイド業は、参入しやすくなって、資格試験なども
易化している、と現地ガイドさんから嘆き節が聞こえてきました。
日本も同じですね。
易化している、と現地ガイドさんから嘆き節が聞こえてきました。
日本も同じですね。
かといって、フランスの労働者がグローバルスタンダード
という”谷底”に向かって競争させられているかというと、
そうでもなさそうでした。
ニース、Vaubanのバスターミナルでは、乗客用の
トイレを取り壊し、労働者の休憩施設にすることが許されて
いましたし、マルセイユの空港では、スタバなどグローバル
チェーン店は間断なく営業しているのに、地元資本が経営
しているカフェテリアは、ゆるゆるでした。
コロ子は、地元資本のカフェテリアを利用したくて、
彼等が言う”開店時間”を待ちました。が、開店時間とは
彼等が動き始める時刻で、客に対するサービスを始める
時刻ではありませんでした。こっちは飛行機に乗る身ゆえ
時間厳守してもらわないと、困ります。
一旦カフェテリアの列に並んだものの、諦めて立ち去る
地元の方々もいました。
LVMH
LVMHの傘下にはいると、製品がとたんにtackyになり、
ブランドの価値が希薄化するのはなぜでしょうか?
LVはヴァンゴッホにインスピレーションを求めなければ
ならない程アイディアが枯渇しているのかしら。
モエ・シャンドンも、昔はこんなに派手じゃなかったような...
エペルネにあるモエ・シャンドンの売店で、ドン・ペリ
ニヨンのUSBメモリが販売されているのを見た時は、ため息
しか出ませんでした。
誰かはっきり言う必要があります。「趣味悪いよ」と。
(今日の日記は、偏見にみちたコロ子の私見です。
これが絶対だとは自分でも思っていません。)