大空と大地の中で。

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カンボジア・ベトナムの旅♯5  タプロム遺跡~バンテアイクディ~オールドマーケット~ベトナム・ハノイへ

2016-06-09 23:42:04 | カンボジア・ベトナム

 

午後からの観光は、

映画「天空の城ラピュタ」の世界といわれたり、

「トゥームレイダー」の撮影地だったり、世界的にも有名なタ・プロム遺跡へ。

西塔門入口。

西塔門から境内に入ると、左右は密林で生い茂っている、約450mほどの参道を抜けると、

おっとぉ~、遺跡から木が生えてるぞぉ・・・。

あの有名な、タ・プロム遺跡である。

 

12世紀末ジャヤヴァルマン七世が仏教寺院として建立。

後にヒンドゥー教寺院に改修されたらしい。

東西1000m南北約700mのラテライトの壁に囲まれた敷地の中にある。

こ遺跡は木々に覆われ発見当時の様子を残すために、

樹木の除去など修復してない状態を保つための

メンテナンスは行われているそうです。

 

しかし、中に入ってみると、これでもかっていうほど、激しく崩壊し、

崩壊の跡がそのまま散乱し、残されていた遺跡でした。

 

崩壊によって喚起された「ラピュタ」のイメージを、決定づけるものが、遺跡中を浸食する樹木です。

19世紀の後半に発見されるまで、数百年の間密林に眠り、

人々に忘れ去られて遺跡の残骸を、見守っていたのは、

壁に彫られたデバターだけだったのですよね。きっと、多分?

そして、人間が去った後、遺跡とともに生きてきたのが、

ガジュマルの木。

まるで大蛇が遺跡に絡みつき、また細かな血管むき出しのような姿は、

生命力といい自然の驚異が、この遺跡を保護・保存していたのでしょうか?迫力満点!

自然の生命力をみせつけられた、不思議な空間です。

 

そして、さらに奥に進むと、本日のハイライトでしょうか?

 

ぶっはぁ~、なんじゃぁ~、思わず笑ってしまいました。

これまた驚異的だ!

 

まるで巨大なタコが遺跡に絡みつき、闘い呑みこんでいるような姿は、

事前にガイドブックで確認していたものと、想像をはるかに超えていました。

 

まさに、浸食という表現がぴったりです。

 

自然の威力の大きさを改めて実感いたしました。

樹齢300~400年とも言われる、大蛇のような巨木に押しつぶされる事もなく、

負けずに建っている遺跡も、たいした根性ですよね。

何回見ても、凄い迫力に圧倒されて笑っちゃいます。

 

自然の力、人間の力を見せつけられた、森の中に埋もれた遺跡。

 

暑さの中、この迫力に圧倒され暑さをすっかり忘れていました。

 

 

 さてお次は、バンティアイクディ寺院です。

パンティアイ(砦)クデイ(僧)「僧侶の砦」という意味らしい。

もともとはヒンドゥー教の寺院だったが、ジャヤヴァルマン7世により、仏教寺院に改造されたらしい。

遺跡群の参道には露天商が並び、民芸品とか飲み物が売られています。

 

オールド・マーケットにて、お土産タイム。

これといって買う物もなく、街中をお散歩。

夕刻の便で、ベトナムの首都ハノイへ空路移動。

シュリムアップ発 19時15分  ハノイ着 20時55分の便に乗る予定でしたが、

1便前の飛行機に空席があったため、変更しハノイまで1時間半程の移動となりました。

ハノイ空港からホテルまでは、バスの移動で約4時間かかり

1便早く到着する便に乗れたという事は、ホテルにも早く到着できとても楽です。

 

ベトナム航空は良く遅れるのですが、無事定刻どおり、ハノイ空港に到着。

 

しかぁ~し、ハノイ空港、手荷物カウンターでトラブル発生!

ツアーの人達のスーツケースは全て揃いましたが、

待っても、待っても、添乗員さんのスーツケースが流れてこない、

添乗員さん大慌てです。

空港外にはハノイ観光のガイドさんが出迎えで待機しているし・・・って事で、

ツアーで使っている旗を、ツアーの中の一人が持ち、

ハノイ空港の外で待機しているガイドさんのもとへ、

ハノイのガイドさんの案内でバスに乗り込み、バスの中で添乗員さんを待つ。

 

バスの中から道ゆく人達を眺めていると、流石 ベトナムの首都だけあります。

人の往来が激しいです。

 

無事、添乗員さんのスーツケースが見つかり、

ハロン湾にあるホテルへ出発。

 

深夜12時過ぎ、ムオン タン ハロンホテルに到着いたしました。

移動中、バスの中で寝ていましたがかなり眠いです。