大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

日本二百名山 白砂山

2019-05-28 13:36:48 | 日本二百名山

 2019年5月25(土)・26日(日)

 

山を始めた頃に知り合ったメンバーと、久しぶりに山へ行く事になった。

24日(金)の夕方、単身赴任中の群馬の山友さん宅に全員集合して前夜祭。

マットとシュラフで雑魚寝。

早朝、4時に出発して、

白砂山登山口 7:00スタート。

白砂山は新潟・長野・群馬の3県境にある山です。

すぐにハンノキ沢の渡渉、エンレイソウやショウジョウバカマが咲き、

マイズル草の葉っぱが群生。(蕾はまだだったけど)

その先には崩壊地の短いトラバース。

地蔵峠分岐

地蔵峠の標識は、木の上の方にあり見落としてしまいそうな場所。

そして直ぐに地蔵山。(山頂標識なし)

地蔵山であるであろう場所からは野反湖。

足元には、ヒメイチゲにイワナシと可愛い山野草が咲いていました。

良かった! まだ名前覚えていた。さて、来年まで覚えているかな?

メンバーの中に山野草に詳しい方が居て、その都度、名前を教えてもらいながらの山登りでした。

地蔵峠分岐からシラビソ尾根を登ります。

雲一つない快晴、野反湖とエビ山とか高沢山?等が眺められました。

暫くして最初の雪渓、歩いて5分の水場の標識。

ホントに歩いて5分? 誰かがそんな疑りぶかい事を言ってたっけ。

雪渓が多く、左の沢ルートか右の夏道ルートをとるか?GPSで確認しながら夏道ルートを登ってゆくも、

途中で藪にぶつかり、沢ルートで登って来た地元の山グループと一緒になる。

その後、地元の山グループの方々と、数度の藪こぎをしてやっと夏道と合流。

やっとの事で、堂岩山到着。

少々休憩。

堂岩山から急降下して、堂岩分岐となり森林限界。

ここから白砂山までは、気持ち良い稜線歩きとなるが、

この日は、全国的に気温も高く暑い一日であった。

白砂山山頂も見えて来ました。

目指す白砂山は、まだまだ遥か稜線の先です。

白砂山の手前には、猟師ノ頭。

何度となく雪渓を歩く。

稜線からは浅間山に雪の被った八ヶ岳、さらに遠望すると富士山まで眺められました。

雪渓の上を歩く、我々「とんちんかん」のメンバー達。

「とんちんかん」が多いから? 

はぃ!このメンバー私も含め「とんちんかん」多いのです。

なので、常に笑いが絶えません。

もう少しで猟師ノ頭。

猟師ノ頭手前には、シャクナゲの木が多く、大きな蕾から小さな蕾を沢山付けていました。

そしてミネザクラも咲いていたっけ。

猟師の頭到着。

猟師の頭からは、一旦下り、数度となく雪渓を歩き、

時折吹く風が爽やかで気持ち良い。

最後の長い急登を登り、さらに一段高いピークが目の前に現れ

白砂山山頂着。

山頂は一面、雪に覆われていました。

360度開けた絶頂からは、上信越国境の山々に赤城連山に日光連山、

目の前には、200名山の佐武流山、鳥甲山。

東に燧ヶ岳、至仏山、上州武尊山、奥白根山、男体山。

そうそう北アルプス 白馬岳辺りに八ヶ岳も、文句なしの快晴です。

山頂でゆっくりランチを楽しみ下山。

とにかくアップダウンが多いので、下山も大変であり、

雪が融けて登山道は泥濘状態でしたが、頭の中はビール・ビール。

下山も長い道のりでしたが、無事に15:40分着。

この日は、登山口近くにある野反湖キャンプ場でバンガローを借りていたので、

手続きを済ませバンガローに入り、取り合えずビールで乾杯!

 

一息ついた所で、コインシャワーを浴びに行って、

その後、焼肉・寄せ鍋を美味しく頂き、アルコールも回り23:30頃まで大宴会となりました。

楽しい一日でした。

ありがとう♪ お疲れ様♪

 

翌日25日(日)

エビ山の予定?だったけど、

前夜、あれだけ大騒ぎすれば、朝早くなんて起きられません。(笑)

外のテーブルで、ゆっくり朝食を頂き、

吾妻峡温泉天狗の湯に立ち寄った後、おいしいおそばを食べて解散。

お疲れ様でした。