2017年8月27日(日)
天気も安定し、いよいよこの日は蓮華の大下りへ。
蓮華の大下りといっても、我々は逆コースなので蓮華の大上りになるのですが。
山中は、もう秋です。
早朝、小屋番さんに見送られ七倉岳~蓮華岳~針ノ木小屋へ。
道中の安全を祈って、小屋を出発する時に鐘を鳴らしてくれます。
山友さん欲張って3連発でって!
( ̄△ ̄;)エッ・・?
小屋番さん必死に3連発カンカンカン(笑)
w(゚o゚)w オオー! 凄い!
お世話になりました・・・。
船窪小屋と槍ヶ岳・常念岳の勇姿を背にして、前進。
分岐から七倉岳へ。小屋から20~30分。
北葛岳
静かな山歩きを堪能、北葛乗越からいよいよ・・・
北葛乗越で休憩して、岩山を眺め、やっぱりここを下りに選ばなくて良かった!
2回程岩山を登ってホットする。
ホットした場所にコマクサとマツムシソウ
蓮華岳山頂直下で一休み、船窪小屋からの縦走路が良くわかる。
蓮華岳山頂、山頂標識より先 針ノ木小屋方面に三角点、その先に小さな祠。
祠の後に見える山が、立山・剱岳。
蓮華岳から小屋までは、壮大なパノラマを堪能しながら優雅な山歩き。
蓮華岳から針ノ木小屋へ行く途中に、眺めた絶景。
最高の天気で、最高のリベンジ登山となりました。
宿泊手続きをし、お部屋へ。
平日なので小屋は、空いていました。ラッキー!
やっぱり平日の山は、人が居なくてのんびり出来ますね。
近頃、平日の空いてる山小屋に満足してしまってるので、わざわざ重たいテントを担ぐ気力がない私。
2年連続テント泊縦走していません。 もうテント担いで縦走する気力も体力もないかも?
部屋に荷物を置き、山友さんは針ノ木岳へ。
私は、数年前に登ったので小屋でのんびり休息タイム。
そして、山友さんが戻り生ビールで、お疲れさま。
針ノ木小屋の生ビール1500円は、ちょっと高かいかな?なんて思いながらもやっぱり生でしょ!
うっまぁ~ぃ。
小屋前でビール呑みながら宿泊客などと談笑。
ちなみに、500mlの発泡酒 350mlのアサヒビールは600円でした。
小屋前で眺めていた素晴らしい展望もガスで真っ白に、槍の山頂だけ頭を出しこんにちは。
針ノ木小屋の夕食・朝食。 夕食はかなり豪華で美味しく頂きました。
朝食も美味しかったですよ。
2017年8月28日(月)
微かに見える富士山。
槍ヶ岳方面
いつの日か・・・
体力がある内に歩いてみたい、憧れの読売新道を眺め、
7:00下山予定を変更して、6:30 針ノ木雪渓へと下山。
そして、昨日 我々が小屋に到着した頃、針ノ木雪渓の最終 水場
小屋まで後30分程の場所で、哀しい山岳事故がおきてしまいました。
77歳の男性、登山中に体調が悪くなり動けなくなり、前日の13時過ぎに救助のヘリが2回程飛ぶが、
雪渓側の斜面は既にガスで真っ白、その為救出することが出来なく断念。
下から救助隊が駆けつける間、同行者や小屋番さんが心臓マッサージなどで手を施したが、
救助隊が到着した時はすでに遅く 帰らぬ人へ。
合掌。
救助隊らが死亡確認して、登山道に一晩安置し 翌朝 ご遺体を吊り上げる。
その作業が7:15頃になり、その間は登山道の通行が出来ないために我々は30分早めに下山した。
今、登山中の体調不良による急死が多いと言われている山岳事故。
その原因の多くは、深夜の運転などの睡眠不足による体調不良だと言われている。
我々にも当てはまる事も多く、 人事だとは思わずに最善の体調管理が必要だと実感しました。
今年は雨が多かったせいで、例年に比べて雪渓も少ないようでした。
確かに以前登った時の方が、多かったです。
無事、扇沢に到着。
タクシー呼んで、七倉ダムへ。
扇沢から七倉ダムまでのタクシー料金は、6000円程なので扇沢で相乗り者2名探す。
読売新道から下山して来た1名が見つかり、相乗りで七倉ダムへ。
温泉に入って、お疲れさま。
最高の登山日和に感謝でした。