平成26年5月2日(金)
テント場にも、爽やかな朝がやってきた・・・
くじゅう連山、丸ごと独占状態だぁ~
「ふわぁ~ヽ(´▽`)/」大自然の恵みを吸収する
本日の目的の山、くじゅう連山の東側に聳える
ミヤマキリシマで有名な、 1642mの平治岳(ひいじだけ)
行程は、緑ルート
坊がつるテント場~平治岳(ひいじだけ)~ソババッケ~風穴~段原~大船山(たいせんやま)~坊がつるテント場
8:00スタート
2日目、行ってみようかぁ~(*´∀`)
登り初めて直ぐに、最初に出会った「1人1石運動」の看板
この先の登山道は、泥濘が多くて1人1石を運び泥濘に置くと云う事である
この日は、から身状態だったので1石とは言わずに3石ザックに入れ
足場の悪い辺りに、1石ずつ落としていく
そんな事しながら?遊びながら?歩いていたので、分岐の看板を見落とし
道迷い・・・と言うより、吉部の登山口の方へと降りて行ってしまった
気を取り直して、来た道を戻り1時間のロス
なんて間抜けな事を「もっと早く気づけよ!」
大戸越(うんとこし)の分岐から、直登の平治岳へ
平治岳山頂独占
西側に聳える、日本百名山である中岳、そして硫黄山・三俣山
前日の寒さが嘘の様な、そこぶる快晴で暖かい
平治岳からさらに東に目を向けると、双耳峰の由布岳がうっすらとお目見え
平治岳の斜面は、一面ミヤマキリシマの群落
ミヤマキリシマの時期は6月、この斜面一面真っピンクに染まるそうです
しかしながら、ちょうど太もも辺りまである枝が登山道を覆い被せているので
ちょっと邪魔?かなり邪魔?、枝が腕や足に刺さり痛いのでありました
登りたかった、平治岳を後にして
まだ未踏であった、くじゅう連山の東側の分岐である「ソババッケ」まで一気に下る
東側の斜面は、大きな石がゴロゴロ傾斜もかなり急で歩きにくいが
これからの季節は、花も楽しめそうである
ソババッケ分岐~風穴方面へ
しっかりピンクテープも黄色いペイントもあるので、道迷いの心配はないが
大きな石がゴロゴロ、うっそうとした淋しい樹林帯、行き交う人も居ない
今朝登り初めて直ぐに、分岐を見落としてる私にとっては
ちょっと不安がよぎるが、ピンクテープも黄色いペイントもあるのをキョロキョロと確認しながら
地図と睨めっこして先に進む
大船山への道標発見!
なんだか、とってもホットしている
風穴のある高塚山との分岐点から段原への登山道が分からない(´Д`;)
困った!分岐でお昼を食べていた、おじさまに聞いても分からないって!
うっしゃぁ~、大変 「また来た道を戻るんかい」って少々青ざめる
すると、幸運にもある男性が現れる 「白馬に乗った王子か?」
白馬には乗っていなかった
すると、その王子は
「この道を行って分岐があるので、それを右に登ってゆくと段原に出ますよ
でも、かなりキツイ道だけど 踏み跡はしっかりあるので心配ないですよ」って
言われた様に、傾斜がきつい!かなり心細くなってきた
腰をおろし休憩しながら「今日中にテン場に着けるのかなぁ~」って、少々不安げ
大船山が見えて来た、なぜかホットしていた私
そして、人の声も聞こえてきた・・・1組のアベックであった
今、登って来た道を下るんだって、この道 下りの方がしんどそうである
ようやく日差しを感じる段原に出た、ここまで来れば、これでもう心配ない
本当の本当の安らぎであった
そして、昨年の大晦日に登った大船山
大船山から見た、米塚
やったぁ~!以前から歩いてみたかったルート
大船山山頂の風を感じながら、すこぶる達成感を味わう
そして、坊がつるまで下山
テン場に戻り、持参した缶酎ハイを沢に冷やしに行き
お疲れさま・・・って、平治岳に向かって一人乾杯!
うめぇ~