平成28年5月4日(水)
夜中、もの凄い雨と風が小屋を叩きつけていた。
早朝 4時30分、我々の横で寝ていた山岳救助隊の目覚ましで目が覚めると、
雨の音がもの凄いが、ガサガサと動き始めている気配。
ウトウトしながらもこんな雨の中、 茶臼岳まで行くのだろうか?と思っている内にまた眠ってしまった。
再び目覚めると、山岳救助隊のお揃いの赤いザックだけが残されていた。
やっぱり、あの雨の中 茶臼岳までいったんだぁ~。 ちょっと尊敬してしまいました。
この方々、日々の訓練でもあるので仕方ないですね。
雨も上がったので我々も、山岳救助隊を追いかけるように、茶臼岳へ。
追いつくわけありませんが。
樺段
茶臼小屋です。
昨年、この小屋に泊まり 早い時間から宴会していた事が懐かしい。
茶臼小屋で、茶臼岳から下山して来た山岳救助隊の方々と出会う。
凛々しく頼もしく感じますね。
今年のGWは、沢山 綺麗な富士山を見ました。
何か良い事でもあるといいなぁ~。
山岳救助隊を見送り
我々も、茶臼岳へ。 残雪が一部残っていましたが小屋の裏側だけでした。
風が段々強くなってきました。
分岐からは、さらに風が強かったですが、快晴!
明け方までの雨が汚いものを洗い流してくれたようで、真っ青な空。
茶臼岳から北側の上河内岳
反対側の光岳、光さんとも一緒に登れて嬉しい!
海も見えました。強風でしたが最高の天気!
ハイマツの中で一休み。
小屋に戻り、この日は我々が夕食の当番なので、手分けしてカレーの準備。
カレーの他にも、数々のメニューがありました、ブログにアップ出来ない貴重な食べ物も。
2日目、再び宴会突入!
平成28年5月5日(木) 3日目
夜中、風が強く かなり冷え込みました。
小屋を閉めて帰る為、食器・寝具類を元の位置に片付け、
下山開始。
下山途中、薄っすらと白くなっている茶臼岳。
昨夜、寒かったので山頂付近は少し雪がちらついたようです。
再び吊橋。
標高1000m付近にある、
廃屋の営林小屋。
営林小屋周辺にも、沢山の瓶や缶が埋まってます。
手分けをして片付け。
集めた瓶や缶の一部。
そして、再びこの畑薙大吊橋を渡らなければなりません。
この日は少々風があり、渡っているとき風で大きく橋が揺れまさに恐怖の瞬間。
渡りきるまで、風よおさまれ状態、しっかり前だけ見て進みます。
無事、渡りきり白樺荘で温泉に入り、昼食を食べて解散!
お疲れ様でした。