ここあコテージ

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ドラえもんのかき氷器

2011-07-08 12:17:45 | スイーツ
きょうは朝から雨です。
涼しいのか蒸し暑いのか微妙な感じです。
外の空気を入れない方がいい感じです。

さて、数日前、連れ合いがおもむろに!買って来たのは、「かき氷器」それも電動。
昔、幼い頃はやっていたかき氷器は確か手動でした。
久しぶりです、かき氷器。


かき氷と言えば、昔を思い出します。
私の実家、今住んでいるところは違いますが、以前住んでいた古い家は、駄菓子屋さんがくっついた家でした。
(私の父方の家)

だから私は幼い頃、友達から「駄菓子屋の子供」だと思われていました。
実はもっと古い昔、父の家は「豆腐屋」さんでした。父の父、つまり私の祖父という人は
(60で亡くなったので会ったことはありません。)、いわゆる「やり手」だったそうで、当時の村長に立候補、みごと?落選。そのあとなぜか床屋さんを開いたり、その後、床屋を親戚に譲って(現在もその床屋は続いていて繁盛しています。いわば祖父のおかげ?)
そのあと、豆腐屋さんを営んで亡くなったそうです。


器械の横の姿。

で、その豆腐屋さんをしていたスペースが駄菓子屋さん。
でも、駄菓子屋を経営していたのでなく、他人に場所を貸していたんです。
だから、私は駄菓子屋さんの子供でなく、普通の会社員の子供でしたよ・・・。

でも、駄菓子屋さんが家だったのは、とても嬉しい事で、お客というものは当然、正面入り口から入って来るものですが、私は「裏口」から堂々と入りました。

そして、まるで我が店のごとくにふるまい、店の奥のテーブルと椅子のあるスペースに堂々と座り、店の主人のごとく他人と接していましたからね。

そこで食べた「かき氷」がおいしくて、昔懐かしい手動の大きなかき氷器、「金色のシロップ」をかけて、器は今はもうない足つきのガラスの器。シロップ入れはホーローの入れ物。


電動なので楽。さっと手間無くできます。梅シロップかけて食べました。


今なら素敵なカントリー調のものばかり。
あの当時の食器やグッズ、店が閉店した時、もらっておけば良かったなあ。
昭和30年代のものはなんとも素敵です。アメリカンカントリーというか、レトロというか。40年以降になってだんだんと安いプラスチック系の物が入って来ると同時に、本当に良い物が消えた感じがします。


山あじさい。

前にも言いましたが、弘前公園は私の庭のようなもの。
西堀のボート乗り場の近くに一軒の店があり、父と妹と3人でよく散歩して、その店でかき氷を食べました。(当時、西堀には水族館があったんですよ。小さな。)
その思い出もよみがえってきます。

今年の夏、暑そう。
ドラえもんのかき氷器じゃ、当時の思い出を凌駕するものはないけれど、暑さ対策と、教会の子供達のために使いましょうかねえ・・・。


デイジーを切り花に。

ここあでした。