ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

畑とぶどう

2011-07-21 21:47:07 | 
きょうは、27℃くらいでしたが、風が冷たくて作業がしやすい日でした。
それで、朝から弘前の畑にでかけて、草刈り、草取りをしてきました。


青空が澄んでいて、まるで天高い秋のような空でした。

ここは連れ合いが幼い時に親たちが耕したことのある畑。つまり思い出深い畑なんです。

岩木山も見えます。

隣はりんご畑。りんごも大きくなりつつあります。


特に無造作に植わっている「ぶどう」は、50年間もそこにあって、ぶどうの実をならせています。





ここにはほんの少しのじゃが芋と人参が植えられています。

でも、「ねずみ」か「もぐら」が食べてしまいます。
だからあまり多くの収穫は期待できません・・・。

手入れの方法も知らない「ぶどう」のからまってしまった枝を切りながら、聖書の一節を思い出していました。

「多くの実を結ぶために刈り込みをします。」

そう、刈り込みは大切なんです。ぶどうもヒトも。
それは豊かに実を結ぶためです。痛いことですが、そこを通らないと結実できません。
これで秋にはおいしいぶどうが期待できるでしょう?

ちゃっかり、切ったぶどうの枝をリースに。使えそう・・・。

さて、そのあと、実家の畑へ。
ここには数種類を植えましたが、今年は失敗作が多くて・・・。

きょうはピーマンを主に収穫。ピーマンはいつも優秀です。



なんとカマキリがいたのです。

鎌を振り上げてますよぉ。ぞぞっ・・・

トウモロコシは順調です。母が気にしていて、台風に備えて支えてくれたり、土を盛ってくれたりしています。申し訳なくて・・・。感謝。


我が家の鉢植えの「姫リンゴ」少しずつ大きくなってます。


畑はいい気分転換。そこで学ぶことは多いのですよ。

「農」が奪われないように、原発事故の収束を祈ります。
ここあでした。

原発関連あれこれ

2011-07-21 21:18:59 | 震災関連
原発に関して、ここ数日様々な動きがありました。

1.函館市議会が、「大間原発」の凍結を要求して意見書提出を可決。ついに政府や衆参両院に、今週にも提出することが決まりました!!

函館市は大間から近いので、原発事故が起きると、市民だけではなく、漁業にも多大な影響が出るので、かなり前から真剣に取り組んで来ました。
残念ながら青森県は、函館市に比べるとなかなか・・・。
でも、一歩ずつです。福島の現実を見た人たち、危機感を抱いている人たちが増加しています。これから一人一人が恐れずに声を上げていけばいいのです!

2.なんと黒石の運動公園にセシウム混入の土が・・・黒石市の運動公園の野球場が、放射性セシウムの入った土で整備されていました。
最近わかったのですが、5月に作業が行われたので、知らずに使用していたという事です。黒石市の言い分では、国の言う基準値より低いから大丈夫と言いますが、使っているのは子供達が多いので、心配です。牛肉だけでは済みません。
農業分野も今や危機に満ちています。肥料、稲ワラだけでない。デントコーンなどの飼料も大丈夫でしょうか?

3.みんなの党が「もんじゅや六ヶ所村のサイクル施設」の廃止に言及
みんなの党だけでなく、最近、核燃料サイクル施設に対する廃止論がにわかに浮上しています。これは、六ヶ所村を、そして青森県の政策を揺るがし、今後の行き方を決定しなくてはならない大きな事態です!
この議論がもっともっと全国的に拡大していくことを切に願っています。

4.福島、関東の子供も大人も異変?
震災後、福島と関東方面の人たちに、①のどの不調 ②突然の鼻血 ③下痢 ④だるさ
⑤咳などの症状を訴える人々が増えているとのことです。
これらはチェルノブイリの子供達の症状と同じだと言うことです。

チェルノブイリというと、ガンとか白血病が真っ先に思い出されます。でも、それはかなりの線量を受けた人たちですが、低線量では、上の症状が出ているようです。
中でもだるいために起きる「ぶらぶら病」は、なまけていると誤解されるようです。
そして、福島や関東のこうした患者たちを、なかなか受けとめてくれる医師も少ないそうです。放射線の専門医が少ないという理由もありますが、なんといってもこういう事態が経験がない事が一番の理由らしいです。


子供達は夏休みを迎えました。
福島の子供達は1000人以上が、夏休みを境に転校するそうです。
安全が担保されない福島県内では、安心して住めない、子供達も自由にのびのびと遊べない、友人や親戚とも離ればなれになるしかないなんて、本当に気の毒です。
自主避難では、国や県からも援助はないです。
引っ越しができない人たちはがまんを強いられている。それは私たちが想像できないほどのストレスになっています。

「原発は罪、罪深い」と、ある人が言いました。
原発をつくり、その利権に群がる人たちによって推進され、事故が起こされました。
人間は罪深い生き物です。原発を造って動かしているのは、まさに「ヒト」です。

私も「ヒト」です。罪深い者の一人です。
だから私は、「フクシマ」から学んでいきたいと思います。

ここあでした。