月曜日、牧師と牧師の奥さんたちの集会があって、
そこで初めて「解剖学」の教授の方から、
人体の不思議について学びました。
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弘前までの道のり、山の形がどんどん変わり、
中腹の紅葉と、頂上付近の雪に目を奪われました。
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里の紅葉はまだもう一つ。
(車の窓ガラス越しに写したので、
ポツポツと雨のしずくが。。。)
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道路ぎわのりんごは収穫間近。
人体の事を学んだ時のテキストは、
解剖の写真のスライド。
一瞬、ぎょっ!と思いましたが、
やはり死体の解剖なので、
色合いは黄色、体液なども無いので、
全く怖くはなく、興味深く見ました。
たとえば、私たちはよく食べ物を気管に入れそうになり、
むせて咳をして、異物を肺の中に入れないようにしますが、
それは、のどの中で食物と空気が交差するために起こります。
一見、これは人間には不利に思えますが、
この交差があるので、人間は言葉が話せるのだそう。
だから、飲み違いなど、ほかの動物には無いそうです。
へ~!
手の裏表についても、
実は、手の甲が裏、てのひらが表だそうですよ。
足についても同様です。
足の底が表、足の甲が裏です。
胃の上部がなぜか「胃底」と呼び、
子宮の上部も「子宮底」と呼ぶそうで、
解剖学では、普通の感覚とは反対なんですね。
・・・と、たくさんの事を学べて、
神様の人間の体に対する細やかな創造を
改めて驚きと感動を覚えさせられました。
もう一つ驚かされたのは、
教授の奥様がすごい!!ということ。
解剖で汚れた白衣などを、
ご自宅に持ち帰って奥様が
洗濯をされるのですが、
普通ならできないですよね。
いろんな汚れと臭いが付いた衣服を
見て触れるのさえ怖いと思うでしょ?
私なら気絶。。。?
でも、さすが先生の奥様です!
白衣を洗うとき、献体されたご本人とご遺族への感謝と、
そんな立派なお仕事をされているご主人への尊敬の念とで、
感動して洗っておられたとのこと。
私には無理です。
昔から、いつも柔和なお顔で、
物ごし柔らかい笑顔の方でしたから、
そんなお洗濯をされていたなんて
今更びっくり@@している私です。
すばらしいですね。
ここあでした。