地域周産期母子医療センターとして、地域のハイリスク妊娠・分娩を常時受け入れる立場にあり、婦人科診療も行っている関係上、ローリスク分娩の受け入れ数はある程度制限せざるを得ないと判断しています。科の存続を第一に考えて、あまり無理のない範囲内でローリスク分娩の受入枠を設定する必要がある考えています。
****** 中日新聞、長野、2008年3月11日
飯田市立病院の里帰り出産 一部受け入れへ
飯田市立病院は、4月から里帰り出産の一部制限を発表していた問題で、1ヶ月の飯田下伊那地域内の出産予約件数が70件を超えない場合に限り、満たない人数分だけ里帰り出産を受け入れることを決めた。10日に飯田市役所で開かれた産科問題懇談会で発表した。
里帰り出産を希望する場合は、出産予定月の5ヶ月前の土日を除く1日から7日に予約する。今年4月と5月、8月はすでに70件を超える出産予約があるため受け付けず、予約件数が五十数件となっている6月と7月は、3月17日から24日まで里帰り出産の予約を受け付ける。他地域住民の出産は、当初通り受け付けない。
(以下略)
(中日新聞、2008年3月11日)