ルナとわたしは
対立しているが
このような表現をすることができる
肉体存在を提供してくれたことを
感謝せねばならない
存在とはそういうものだ
自分を生きれば生きるほど
それは愛のためになる
馬鹿にはこれができない
自分以外の者が持っているものが欲しくて
愚かなことばかりをやる
わたしは
あなたがたの運命を知っているものである
ゆえにあなたがたに
あまりにもきつい批評をする
だがそれも
わたしの愛と真実によればこそなのである
ルナにはこれができない
彼は愛のみによって
あなたがたのすべてを包もうとする
限界になるまでそれに挑戦し
倒れるまでやり続ける
そして彼は倒れたのだ
あなたがたにとっての
甘すぎる愛は倒れたのだ
彼が生きていれば
あなたがたの未来はもっと甘く
明るいものであったろうに
ゆえにわたしは口を開くのである
辛いというよりは
あまりに冷たすぎる批評を
あなたがたのためにするのである
存分に
わたしのことばを浴びなさい
そして自分を知るがよい
愚かな人類よ