悪というものは
所詮は甘えです
自分が悪いことをして
つらいことになっても
結局は誰かが自分を助けてくれる
悪魔はいつでも
そういうことを考えているのです
だが人間も
いつまでも子供ではない
あらゆる経験を食べ
魂が大きくなってくる
難しいことがわかるようになり
だんだんと高いことができるようになる
そうなればもはや
自分は馬鹿なのだからと言って
人に頼ることはできません
あなたがたももう
子供ではありません
自分のしたことの責任を
しっかりと負えるようになるまで
大きくなった
愛の世界はそういうものとして
あなたがたを見るようになる
もう子供のように簡単には
助けてはもらえないのです
自分で背負いなさい
自分でやりなさい
どんなに痛いことでも
あなたがたは耐えられる
自分を理解することができる
もう永遠に
子供に戻ることはできない
大人の門の前で
いつまでも甘えているのではない
きっぱりと過去に別れを告げなさい
もうだめなのです
馬鹿だからと許してもらえたことは
一切許してもらえなくなるのです
もう子供ではないのです