他人を強くうらやんだり
他人を攻撃したいという心が生まれるのは
あなたが自分を間違えているからです
あなたは自分を
何もない馬鹿だと思っているので
自分存在の力をすべて
他人への攻撃に向けてしまうのです
そこから起こった罪におびえ
逃げれば逃げるほど
もっと自分が苦しくなり
他人をうらやみ攻撃することを
やめられなくなる
それが存在の激痛を引き起こし
あなたはいてもたってもいられなくなり
自分以外のすべての存在を憎んでしまう
他人をうらやむ心が起こったら
攻撃性に自分を投げてしまう前に
一つ息を置きなさい
そして無理にでもそこで自分を止めるのです
考えなさい
今自分が他人を攻撃するために使う力を
ほかのことにつぎ込めば
一体どういうことができるかを
それは小さなことでは決してないはずだ
二本の手があれば
転んだ子供を助け起こすことができる
畑に向かい田を耕すこともできる
哀れな老婆のために重い荷をかつぐこともできる
そんな他愛ないと思えることを
大事にしてみなさい
見返りをもとめず
やることそのものに喜びを見出す
それが幸せなのだということにするのです
自分にできることがあるということを
馬鹿にしてはいけません
あなたは他人ができることをうらやんで
自分にはそれができないとすぐに考えるが
それはいけないことです
自分を放っておいて
他人にばかりかまけてはいけません
自分のために
自分を思いやってあげなさい
そして自分にできることを
そのままの正しい姿でやってみるのです
それだけで
あなたはかなり助かるでしょう
うらやみ攻撃する
心の闇をまとうのをやめ
本当の自分に
光をあててあげなさい