月の岩戸

世界はキラキラおもちゃ箱・別館
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メンカリナン・24

2021-05-21 06:00:31 | 詩集・瑠璃の籠

聞きなさい
馬鹿者よ

もう地球上での
おまえの物語は終わる
笑うに笑えぬ
悲しいエンディングをともなって
おまえの物語が終わる

つまらない映画を観た時のように
神が悲しげに観客席を立つ
最後まで待っていたのに
主人公はとうとう立ち上がらなかった
嘘を着込んだまま
何者とも戦わず
都合よく作った偽物の人生を
生きとおした

馬鹿者よ
人生は自分のものではないのだ
神がそれを貸して下さるのだ
それをおまえは
いやなことばかりをして汚し
いいことは何もせずに
腐らせてしまったのだ

人の幸せを盗んで
自分の人生を飾り
神の心を無視して
苦しいことなど何もない
ぬるま湯のような人生を偽造し
美しい人間のふりをして
神をだまそうとしたのだ

馬鹿者よ
神はもうおまえのために
人生を作るのをおやめになる
これ以上待っていても
馬鹿者は嘘をあきらめないだろうと

なんとつまらないものに
おまえはなってしまったのか
自分だけの幸せのために
汚い嘘を堂々と張り
神の目を汚す
おそろしく痛いものに
おまえはなってしまったのか

馬鹿者よ
もう地球上での
おまえの物語は終わる
あまりにも馬鹿げた
陳腐なエンディングをともなって
すべてが終わる




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サビク・52

2021-05-20 05:12:37 | 詩集・瑠璃の籠

繰り返す波のように
押し寄せる神の教えを
聞くだけにしておいてはいけません

心を変えなさい
行動を変えなさい
あなたがたはこのまま
嘘で生きていけば
大変なことになるのです

本当の自分をごまかして
永遠に嘘で生きることなど
できはしない
それなのにあなたがたは
いつまでも嘘をかぶって
そこから出てこようとしないのだ

つらいからだ
本当の自分と向き合えば
遠い昔になした罪の
業が爆発するからだ
そんなことになれば
すべてが崩壊する

つらい思いをするのはいやだ
自分のなしたことから
できるなら永遠に逃げていたい
それがあなたがたの本音なのだ
自分が楽をするためなら
誰を犠牲にしてもかまわないと

神は繰り返し
心を改めよとおっしゃる
それでなければ
もうこの世を追い出すと
それを聞くだけにしておいてはいけません

嘘を脱ぎ捨てなさい
奈落に落ちる覚悟をして
本当の自分をとりなさい
それができなければ
あなたがたは
自分ではないものになり
永遠にこの暖かな愛の世界と
別れねばならないのです




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カブディリナン・11

2021-05-19 05:04:39 | 詩集・瑠璃の籠

さらば
馬鹿者どもよ
もう二度と会うまい

帰ってこいと
何度も何度も
喉を裂いて叫んでやったに
おまえたちはとうとう
最後まで振り返らなかった

偽物の栄光を詰め込んだ
嘘偽りの高楼から
落ちるのが嫌なばかりに
おまえたちは
何よりも大切な
自分自身を捨てたのだ

それこそが
神の国に入るための
たった一つの鍵だったというのに
馬鹿者は
永遠に自分など嫌だと言って
あほうにしてしまったのだ

さらば
馬鹿者どもよ
神は永遠に
おまえたちのもとから去る

おまえたちのために
海のように注いできた
愛に目をつむり

二度と愛しはすまいと
心を引きちぎって
去っていく




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アルヤ・59

2021-05-18 05:10:57 | 詩集・瑠璃の籠

永遠に
自分をやり続けていく
すべてを
愛していく

乗り越えた自分の
山のてっぺんに立ち
すがすがしく神に誓いなさい

それがあなたの
本当の心なのです

たとえどのように激しい波が
前に立ちふさがろうとも
あなたは一本の剣のように
それを切り開いていくことができる

たとえどのように果てしない砂漠が
前に広がろうとも
あなたは一本の杖のように
自分を支えて進むことができる

あなたは
神が創られた
あまりにも美しい
ひとつの真実なのです

夢にまで見た美しい自分とは
嘘と人まねでつくりあげた
理想のなりたい自分などではない

神が創りあげた
そのままの正直な自分なのです




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ゲンマ・56

2021-05-17 05:14:48 | 詩集・瑠璃の籠

愛が始まる

この世を覆いつくしてきた
悪の闇をはらいのけ
愛の光が照り渡る

偽りの仮面をつけ
偽りの人生を食うてきた
馬鹿者どもよ
もう芝居はやめなさい

もう嘘が通用する
悪の時代は終わった
おまえは神のまなざしに洗われ
そのむごい正体を暴かれる

嘘と盗みで作った
幻の自分ばかりを生き
何もしてこなかった本当の自分の
いたましい姿が現れる

すべての嘘を脱ぎ捨て
本当の自分の人生に帰り
すべてに償っていくと誓えるものには
未来があるだろう

あくまでも嘘にこだわり
神も人をもだまして
自分だけの幸福をむさぼろうとするものは
永遠の沼に落ちるだろう

愛が始まる
真実の時代が来る

神が生んだ
そのままの姿を喜び
あらゆるよきことをなしていく
美しい存在に
人類はなってゆくのだ




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アークトゥルス・55

2021-05-16 05:07:05 | 詩集・瑠璃の籠

おまえが今疲れているのは
小さな自分の幸せを守るために
余計な苦労をしているからだ

嘘で作った幻の自分をもたすために
水の中で息をしようともがくように
しなくてもいい苦労ばかりをしているからだ

もはや世界は変わり
愛の時代の息吹が聞こえようとしているのに
おまえはまだ偽物の幸せを抱き込んで
死人のように疲れた顔をしている
酒や遊びで自分をごまかしながら
こんなものが人生なのだと
嘘くさい悟りを気取って
あらゆるものを馬鹿にする

すべては
おまえが嘘で作った人生を生きているからなのだと
おまえはいつ気づくのか

すべての嘘を脱ぎ捨て
真正直な自分を見出し
神の前に躍り出てくるとき
迷いも疲れも吹き飛び
さわやかに澄みとおる自分になることができる
その幸福をおまえはいつ知ることができるのか

凡庸の沼に沈み
自分の幸せだけを守ろうとする
愚かな盗人よ
もはや神のまなざしが
おまえを去ろうとしているのに
まだしびれる疲労の中に安住しようとするか

そこに本当の幸せはないというのに




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アルデバラン・46

2021-05-15 05:49:50 | 詩集・瑠璃の籠

神とのえにしの糸を断ち切って
おまえは遠く離れてゆく
この美しい愛の世界を
幻のようにつかみそこね
永遠の奈落へと落ちてゆく

何度も何度も
神は呼び戻そうとしてくださったに
おまえは最後まで答えなかった
すさまじい悪を積み重ね
この世を血と糞で汚しつくしても
まだ待っていてくださったものを

人を憎み神を憎み
悪いことばかりをして
自分だけをいいことにしてきた
そのためにあらゆるものを傷つけてきた
そして悔い改めをこう神の使いを
何度もあざ笑って追い返した

永遠の奈落とは
愛が何もない世界だ
おまえは愛を馬鹿にして
そんなものは馬鹿だと言い切ったのだから
もう愛の世界にいることはできない

冷たい虚無の風の吹く
何もない永遠の大地の上で
自分もまた何もないもののように
永遠に何もしないで
ぼんやりとしていなければならぬ

愛を否定するということは
そういうことなのだ
悪というものは
美しい愛のすべてを否定し
その虚無の岸辺に向かって
突っ走ることなのだ

もはや取り返しのつかないことになっても
おまえはまだ愛を馬鹿にする
そのおまえを
神はもう振り返らない
呼び戻す声に沈黙の鍵をかけ
もう出ていけと
悲しい声でおっしゃる




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ベネトナシュ・17

2021-05-14 05:15:31 | 詩集・瑠璃の籠

今のおまえは
すべてが嘘だ
顔も
心さえも
誰かをまねして作った
偽物なのだ

おまえは
自分以外の誰かになりたかった
本当の自分が
憎いほど嫌いだったからだ
醜いことをして醜くなった自分など
唾棄してしまいたいほど
嫌だったのだ

永遠に自分など忘れて
まったく違う自分になりたかった
美しくなり
高くなり
あらゆるものの中で
いちばんいいものになろうとした

あほうよ
あほうよ
自分に都合よく作った
自分の中で
本当の自分がこすれてゆく
虚無の羽根が生えた
悪徳の鏡の中に沈んでゆく
どんどん馬鹿になってゆく

おまえを一番愛してくれる親の目に
おまえを一番信じてくれる犬の目に
疑念が住み着く
これは何者だと
愛する我が子ではない
信ずるわが友ではない

そのようにしておまえは
真実の愛を
ことごとく失ってゆくのだ
何もかもは
おまえ自身が嘘だからだ

偽物の美をかぶり
高い人間のふりをして
世界中のすべてをだまそうとしている
いやらしい悪者だからだ




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テッラ・14

2021-05-13 05:05:52 | 詩集・瑠璃の籠

地球環境の問題は
今の人類にとって
最も大事な問題のひとつである

この青い地球の環境は
自然にできたものではない
大いなる神々の努力のたまものなのだ

神々はこの美しい世界を
永遠につくりあげていく
すべての生き物のために
永遠につくりあげていく

ゆえに
人間も努力しなくてはならない
神の教えに従い
あらゆる問題を解決するために
みなで話し合い 協力し合い
汚した風や土や水を
浄めていかねばならない

人間の技ではかなわぬことは
神が助けてやろう
ゆえに神に祈れ
神に心を開け
すべての命のために
人間の使命を果たしたいから
導きをくれるようにと
神に祈れ

この美しい愛の世界のために
目覚めた人間が
真心から行動を起こすとき
神々は喜びにあふれ
大いに助けてやろう




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シリウス・18

2021-05-12 04:56:44 | 詩集・瑠璃の籠

はるかなる愛の道を
ともに行こう
人々よ

道には
いばらの道がある
あらしの道がある
だがともに助け合い
教えあいながら
行こう

たとえ行く手に
巨大な山が立ちふさがろうとも
おまえはまっすぐに行くだろう
もう二度と迷いはすまい

神が空から
すべてをごらんになっている
人間が
おのれというものに目覚め
愛の中ですべてをやっていく様を
涙を流してごらんになっている

はるかなる愛の道を
ともに行こう
人々よ

道は簡単ではない
だがそれだからこそ
おまえは行くだろう
すべてを
愛の中に救うために




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