4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ヘルシンキ 第一目

2007-09-04 00:52:20 | 旅行記
朝9時。ヘルシンキに到着です。

朝食は、これが由来のバイキングスタイル。これまで食べたことのない肉厚のサーモンにちょっとたじろいでしまいました・・さっすが北欧。

朝食後は、下船する人でごった返すプロムナードを尻目に、接岸作業を眺めにデッキへ。新たな地へ着いたことのワクワク感。初めて見るヘルシンキは、アキ カウリスマキ監督の映画“過去のない男”で見た何となく乾いた裏淋しい爽やかさがある港町。妙に遠く、知らないところまで流れ着いてきたような気がする。

ホテルはヘルシンキ中央駅の目の前。港から重い荷物を引きづりホテルへ向かいます。(タクシー
船着場を出るとすぐに人で賑わった市場が目に飛び込んできます。普通のテントの他に、船の上を店にする人、その横でアコーディオンを奏でる人。カモメの鳴く声。全てがイメージしてたヘルシンキ。行きの飛行機で観た映画カモメ食堂そのもの。

港から駅までの道が一番の目抜き通りエスプラナディ通り。緑がいっぱいのこの通りは、公園のようになっていて、今回の旅で一番のお気に入りになりました。
皆、青々と茂った芝生の上に寝そべり思い思いの時間を過ごしてました。その横で、芝の整備をしている女性の清掃員の姿も。

ちょっと行き過ぎたけど、ホテルに無事到着。
ホテルの名前はクムルス セウラフオネちょっと何度聞いても覚え難い名前ではありますが、歴史が古いだけあり、重厚感でうっとりする程趣のあるホテルでした。荷物を解いたら、早速観光へ。

まずはお腹が空いたので、最初の港の市場に戻って屋台の昼食を取りました。
ここはメニューも写真つきなので、フィンランド語でも大丈夫。グリルサーモンのガーリックソースと、フレンチフライを注文。量が多いだろうと二人でシェアしたけれど、脂がのったサーモンとソースの味が美味しくってペロリでした。
ところで、フィンランドでは、カモメ食堂の影響か?直行便があるからか?スウェーデンでは見かけなかった日本人旅行者にたくさん出会いました。

カモメに影響されすぎていたので、すっかりカモメツアーにしようと企む私たち。
カモメ食堂の舞台になった食堂(実際はフィンランド家庭料理の店らしい)や、アアルトカフェ、アカデミア書店、どれも絶対に廻りたい
でも一番行ってみたいところ、それは映画の中で小林聡美が通うプールでした屋内プールで、碧くてとても芸術的なプールの内装に、こんなとこで泳げたらステキ
と舞い上がったのですが、探しに探して見つかったこの公営プール。なんと夏季休業中でした張り紙によると、この時期はぜひ屋外へ、ということだったけど、この時期、この国、まだ屋外は寒いんじゃないかい

ということで、かなり泳ぎたかった為このショックは大きく、その後目につく限りのマリメッコに入ったり、(ものすごく欲しいスカートがあったのに、ちょっと高くて断念。帰国後、やっぱりどうしても欲しくて表参道のお店に探しにいったけど、出会えず、悲しい)今まで知らなかったけど、イッタラを覗いたり、相変わらずH&Mを見たり・・
もちろんヘルシンキ大聖堂や、ロシア正教会も見ました。市場で買い物をし、カモメで小林聡美たちがちょっぴりおめかしして、を飲んでいたカフェ ウルスラ(チェーン店らしい)に行って、同じくビールを飲んだり。なんか一通りのことした?と思って、ガイドブックを見たら、何だかこの半日でだいぶ廻れたみたい。。

すると明日と明後日(約半日)はどうするか??

せっかく緑の美しい国に来たんだから、ピクニックでもする?それって、すっごく優雅な過ごし方よね??

だけどさすがは、貧乏性な私たちのこと、せっかくはるばる休みを取って旅行にきたからには、ただのんびりって出来ない相談

ということで、翌日私たちは高速船を使えば1時間半で行けるというバルト3国のひとつ、エストニアの首都タリンに向かうことにしました。













ストックホルム~ヘルシンキ シリヤライン 詳細編

2007-08-05 22:55:00 | 旅行記
今日はシリヤラインの中での話です。

乗船すると入り口の所で写真を撮られます。サンリオピューロランドのキティちゃんばりにイマイチのムーミンもお出迎えです・・。

シリヤラインは12階建てで、7階がプロムナードと呼ばれる船の玄関になっていて、いくつかのレストランや、免税店、ゲームセンター、カジノやディスコなんかがあります。
私たちの部屋は9階で、部屋に入るまで相部屋なのかドキドキしていましたが、エキストラベットのついた海側の二人部屋で、シャワートイレ付き。快適そのものです。
荷物を置くと早速、船内の探検開始。
プロムナードの下、6階は更に大きな免税店(殆ど食品関係)とレストランが数種類。その更に下は駐車場と客室。8階から上は客室になっていて、デッキは12階。(客室もあり)子供用のプールや、クラブもあります。

出航前、デッキに並んだテーブルや椅子は既に満席。私たちも天気に恵まれたことを感謝しながら、バーカウンターで飲み物を購入。船の中は、ユーロ(フィンランド)もクローナ(スウェーデン)も使えます。私は、早速ロングジンというガイドブックに載っていたジンを使ったカクテルを買い求めました。ブルーの缶が涼しげでかわいい、飲み易いカクテルでした。

船尾に立ち、出航の準備万端。で、初めての船の旅。出航を思い切り浸りたかったのに、隣にいた中国人女性が振り回す一眼レフカメラがたえず視界に入りまるで集中できません

何はともあれ、出航。サヨナラ~スウェーデン。

ということで、暫くはデッキ2階の椅子に座って、光と景色を楽しみました。
そうそう、自分がどれだけ船酔いするかわからなかったので、念のため、酔い止めを持参し、服用したのですが、睡眠効果が強すぎてかなりつらかったです。でも一緒に乗船した友達は船酔いしやすい性質ですが、薬は服用せず平気だったので、こうゆう大きな船なら飲まなくても絶対平気だったと思います。

夕食は、手頃なレストランで、ソーセージとビール。
免税店は、ムーミングッズや、マリメッコ製品が充実。
特にムーミンのコップは、11ユーロでここで買うのが断然お得だったので、買えばよかったと後悔。フィンランド国内や、空港では14ユーロでした。(これは日本とほぼ変わらない値段です、特に今の円安状態だと)

食品関連の免税店では、皆が狂ったようにお酒をケース買いしているのに目を見張りました。最初は、ここで飲むのかなあ???と思ったのですが、そんなわけはなく、税のかからないここで大量買いしたまでのことだったのですが。それにしても、本当に凄い量を皆買って行ってました。ちなみに、船の中、動いていないようでやっぱり動いてるんだなあと感じさせられたのは、瓶類の微細な揺れ。映画タイタニックで見たような光景。


酔い止めのせいでかなりキテタのですが、こんな楽しい状況で、まだまだ寝れるわけないということで、ディスコに行きました。なんか一昔前のアメリカ映画に出てきそうな生バンドが懐メロを演奏し、下は3歳くらい~上は60代くらいまでの人たちが皆思い思いのダンスを楽しんでいます。それを飽きることなく眺めながら、唯一、日本人に生まれて残念に思うことはこういったダンスが自然に出来ないことだなあ、とつくづく思いました。私はクラブはうるさくて好きじゃないし、日常生活そんなに踊ったりする機会なんてないけれど、こんな時踊れたらどんなに気持ちいいだろうと羨ましくなります。だって、子供の頃の盆踊り大好きだったし

欧米の人たちって、子供の頃からこうやって自然にダンスすることに慣れ親しんでるみたいだから、いざ踊る時の気恥ずかしさや、身構えた気持ちがないからいいですね。日本人ももっと自然に踊れるようになったらいいのになあ。。。


音楽を聴きながら、船首に廻ると、外は雨が降っていました。夜と海と窓をたたく雨粒と遠くにぼんやりと光る外灯と。全てが幻想的で眩暈がしそうなくらいステキな夜でした。

最後にもう一度デッキに出て、(凍えるほど寒い)船が夜の海につける波の跡を見ていたら、よく人生を航海に喩えていう人の意味がわかった気がしてきました。

船が辿る道筋が、人生なら、たとえ生きている今が激しくつらくても、過ぎ去ってみると、そこにはだた静かな海だけが残ります。あれほど激しく吹き散らした波を難なく飲み込んでしまえる力強く優しい腕が。

なんてことを話し合いながら、部屋へ。シャワーを浴びて、ベットに入ったらあっという間に朝でした。

もうちょっと、楽しみたかったんだけどな・・

なにはともあれ、船の旅は最高なのでした。

いつか飛鳥にも乗ってみたいなあ。宝くじが当たるようなことがあればね~










ストックホルム~シリヤラインに乗るまでに体験した取るに足らない話

2007-07-21 14:42:33 | 旅行記
この日、スウェーデンをさよならして、フィンランドの首都ヘルシンキに向かいます。

そう、この旅のメイン。豪華客船、シリヤラインに乗って約15時間の航海に出るのです

出航は17時。
朝食後、ホテルをチェックアウトしてから、さてどうしよう?スーツケースをホテルに預け、市内に出ようかとも思いましたが、残金が少なく、地下鉄に乗るのも憚られるので、仕方なく荷物を持って出かけました。

地下鉄は乗る時に切符を買ったら後は、出る時に再度出す必要がないのと、自販機がなかったので、窓口に駅員さんがいない場合、簡単に無賃乗車ができてしまいます。この時も、駅員さんのいない隙に無賃乗車し、結局シリヤラインの乗り場の駅まで直接向かいました。

重たいスーツケースをひきずり、港に向かうと見えたのがシリヤラインの優雅な姿。それだけで心が躍ります

チェックインして、ついでに荷物も預かってもらえるかと思いきや、NO
仕方なく荷物をひきずりつつ、途方に暮れます。時間は12時。乗船までにまだ5時間もあります。。。

再び荷物をひきづり、外へ。フィンランド行きの船はヴァイキングラインとシリヤラインと二つありますが、乗り場が違います。シリヤラインの方の乗り場は、ヴァイキングと比べるとちょっと中心地から外れているため、周りに何もないのです。
(たぶんオフィス街ではあるようです)まして、スーツケースを抱えて行ける所といったら

ということで、結局待合室で待つこと、○時間。

不思議なことが目に付き始めます。
それは、自動改札のようになっている乗船口に度々人が入っていくのです。
もしかして、もう乗船はできるんじゃないか?と思い、
チケットを手に入ろうとすると、係員に止められ、このチケットじゃ2時半まで入
れない、と言われます。

皆入ってるのになんで????

疑問に思いながら、その改札の前の椅子に座ってポテトチップスを食べたりしながら、ガイドブックを眺めます。持っていったガイドブックは“地球の歩き方”ですが、(北欧編はここからくらいしか出てない。普段は“わがまま歩き”が断然お気に入り)乗船が何時から出来るとは書いていません。ただゲートの所に確かに3時半からみたいになっている。だけど、度々やって来る身軽な人たちは一体???見てみると、チェックインもせずチケットだけ持ってするする入っていくではありませんか。。いろいろ推測しましたが、この両国間を結ぶ船、毎日互いに出航しているのですが、何しろ巨大客船。毎日そんなに渡航者がいるわけありません。このままでは赤字になるってことで、往復パックツアーでも手軽な料金でやっているんじゃないか?と思いつきました。だけどこれは私たちの推測の域を出ません。帰国したら調べようと思ったのですが、うまいこといかず、どなたか知っている方いらっしゃれば教えてください

長くなったので、船の中での話はまた今度。

ストックホルム三日目

2007-07-15 02:07:07 | 旅行記
ストックホルム観光二日目は、まず街のシンボル市庁舎へ。ストックホルム市内でもわりと目立った存在の市庁舎は、水辺の美しい場所に建ち、多くの観光客を乗せたバスが押し寄せていました。

市庁舎の中を見学するにはツアーに参加しないといけなかったので、ノーベル賞の晩餐会をやる黄金の間見たさに英語のツアーに参加しました。私たちを案内してくれたのは、ジェシカというとてもかわいいスウェーデン人でした。が、スウェーデン女性は皆かわいいと街を歩いていて思いました。かわいいし、華奢だし、優しそうだし、もし外国人で(その前に私が男になって)付き合うとしたら、絶対にスウェーデン女性にしたいと思う程、どの子も、どの子もかわいいし、オシャレなのでした


それから、市庁舎を案内してもらい思ったのが、この国ではかなりアーティストの意見が大手を振ってまかり通る寛容な国なんだな~ということです。
なぜなら、市庁舎の中、結構辻褄の通っていないことが多くて、どうやら発注を受けたアーティスト自身が気まぐれで製作し、間違っていても、強引な理由をつけて作品を正当化させているようだからですかなりウィットがあるようで何だか楽しい気もしますが。。考えてみると、駅構内も、アーティスト独自の色がもの凄く濃く反映されているような気がしていたし。


市庁舎を出て、スカンセンという野外博物館に行きました。
これは、江戸東京建物園と同じ発想で、もっと広く、そして当時の格好をした人たちが、当時の暮らしぶりを再現していたり、かなりナチュラルな動物園(孔雀は放し飼い)がある辺りがちょっとディズニーランドチックでもあります。

いや~ここが楽しかったのなんのって
たぶん、ディズニー好きにはたまりません。あの夢の世界の家。ここにはその本物があるのです。匂いも、見た目も、もっともっとリアルだけど

ところで、スウェーデンの挨拶ですが、

こんにちは=HEJ(ヘイ)

ありがとう=TACK(タック)

と言います。

たとえば私が
「HEJ」
と言うと、
「HEJ,HEJ」

「TACK」
と言うと
「TACK,TACK(タックタック)」
と返ってきます。

この反復がなんだかとっても可愛らしく感じてしまいました。

この日の夜、物価が高いことを半分理解しつつも、無計画にお金を使っていたら、なんと私の残金600なんてことに
二人で足しても¥5000ちょっと。物価の高~いこの国では厳しい残高です。
だって翌日5時に船に乗るまで、お金が要るんですから・・

てことで、この日は出来る限り歩いてホテルに帰ろうと試みました。
途中、迷いに迷って入ったレストランで、スウェーデン名物のミートボール(フルーツソースとマーガリン付き)を食べました。(カードで
はじめ、とってもおいしかったけど、あまりの量にギブアップ。海外に行く度自分の胃の小ささを呪いたくなります・・

食べ終わった後、やっぱり歩くのを断念し、地下鉄にてホテルへ帰りました







ストックホルム二日目

2007-07-14 10:29:43 | 旅行記
ストックホルム観光初日。まずはガムラスタンという旧市街から見て廻りました。
そこは、映画“魔女の宅急便”でキキが一人前の魔女になる為の修行をした海辺の街のモデルになった場所だそうで、中世の面影を色濃く残す石畳に、大聖堂や王宮など所謂ストックホルムの観光名所が揃っています。

そこで半日くらい過ごした後は、セーデルマルム島、中央駅近辺などを散策しました。

最初、ストックホルムカードという交通費や様々な施設の入場料等含まれた観光カードを購入しようかどうしようかだいぶ迷いましたが、高かったことと、それほど見たい美術館がなかったことと、購入できる場所になかなか行き着けなかったことで諦めました。だけど、ストックホルムはそれほど急所名跡が多いわけではないし、(スウェーデンは何しろ国土が大きいので、首都ストックホルムもさぞかし規模がデカイのかと思いきや)主要な場所は歩いて充分廻れる程度だったので、一日中歩き廻っていたら、殆どガイドブックで紹介されている場所には行くことができました。

困ったのは、食事です。
スウェーデンはスウェーデン語ですが、かなりの人が英語を話せるとあったので、どのレストランにも何となく英語のメニューを期待したのですが、それほどでもなく、メニューを読むのにとても苦労しました。まず何なのかもチンプンカンプンだし、発音もよくわからなかったので、メニューをじっくり見て、指差せるような店しか入れないことが身に染み、写真付きメニューのありがたさが身に染みました。(日本語メニューもさぞ外国人にはわからないだろうな~)結局この日は不本意ながらイギリス料理の店に行きました。通りにイギリスの地下鉄マークの看板を見て、パスタとビールでおよそ¥3000です

ヨーロッパに行っていつも思うのは大都市の中心街でも夜の7時くらいになると、街に人が激減することです。大通りなのに、ぽつりしか歩いてない。何かあったのかと思わせる程に淋しくなるのです。最初は何が起こったのかと真剣に不安になりましたが、皆食事の時間になると家に帰るのかな??夏至祭が近づき、盛り上がっている頃だったので、もうちょっと賑やかさを期待していたのですが。(でもだからこそ、東京は眠らぬ街(台湾はもっと不夜城だと思ったけど)で、観光客は皆興奮しているのかな?)

ホテルに帰ると、吸い寄せられるように眠りました。夜中の12時。外はやっと薄暗闇に包み込まれ街は束の間の眠りに沈んでいきます。




ストックホルム一日目~到着編~

2007-07-01 00:58:13 | 旅行記
スウェーデンは、まさにいつか行ってみたい憧れの国だったわけですが、
最初の印象(しかも強烈な)は、街が臭い。特に駅のエレベーター。卒倒しそうでした。そして、何故か不気味なブルーライトだったのも面白い。

そう、まずはホテルまでに利用した地下鉄の駅にびっくりだったわけです。
それはまるで鍾乳洞のように切り崩した洞窟をそのまま生かして、ペイントしてあるのです。それも駅ごとにそれぞれアーティストが手掛けているらしい。なんか迫力がすごい。岩場のゴツゴツ感。どれもこれもビックな印象

ホテルは去年ドイツのベルリンでも泊まったホテルPARKINN。中央駅から5つ目の駅前、ショッピングモールに内包された形であり、とても便利でキレイなホテルでした。ここの朝食は、旅行会社の人曰く“恐らくストックホルム一豪華で美しい朝食”だそうで、確かに、ちょっとしょっぱい入り卵やカリカリベーコン(どっちも大好きな朝食メニュー)は美味しかったし、その他クッキーまであったりして朝食に栄養を託せました


夢の北欧旅行~プロローグ~

2007-06-28 20:28:13 | 旅行記
急遽ちょっと早めの夏休みを頂き、1週間北欧へ旅行に行ってきました。

フィンランド航空で行くスウェーデン☆フィンランドの旅です。

いつも一緒に旅行に行く友達の会社が秋に合併することになり、夏休みを急遽取得するよう言われたのが5月の末。どうせならちょっとでも旅費の安い6月に!!と焦って探すこと殆ど出発1週間前になんとか航空券を取ることが出来ました。

第一希望は北欧として、ヨーロッパを中心に多数申し込みをした結果、唯一空席があるという回答がきたのがASKインターナショナルという旅行会社からでした。

ちょっと聞いたことがない旅行会社だったし、時間の余裕もなかった為、申し込んですぐお金の振込みもしなくてはならず、何となく多少の不安はありましたが、申し込んでみるとその後の対応がこれまでのどの旅行会社より懇切丁寧で感動してしまいました聞けば、その旅行会社の担当の方は日本に7人しかいない北欧デスティネーション・スペシャリストの一人だそうで。ここは北欧に強い旅行会社だったようです

北欧に行くにあたり、どうしても乗ってみたかったのがシリヤラインまたはバイキングラインという豪華船。大好きなテレビ番組“あいのり”で見て以来、また友人が旅したエジプトのナイル河クルーズの話を聞いて以来、船旅がしてみたくて仕方なかった私。切に願っていたので、飛行機で移動のところをクルーズに変えてもらいました。4千円プラスして海側の部屋を取ってもらいました

そうして、行ったのが今回の旅行です。

思えば、十数年前、高校生の頃、カーディガンズにハマリ、(続いて他のスウェディッシュポップなる音楽にもハマル)大好きなカール ラーションも★スウェーデンの画家。

私とってもスウェーデンに行ってみたかったんでした。

次回はスウェーデン旅行編について書きたいと思います


京都旅行 VOL2 ~食事編~

2007-06-05 00:37:56 | 旅行記
この前行った京都の食事編をちょこっと。

中村藤吉

ここは友達に薦められていったお店です。全く知らなかったけど、かなり有名なお店でした。薦められるまま、竹に入ったデザートを頂きました。(写真)
友達の言う通り、竹の中には生茶ゼリーや抹茶アイスがこれでもかってくらいぎっしり。生茶ゼリー本当に美味しかった
店内の雰囲気も素晴らしいし、京都に行く際は是非ここへ。宇治駅を降りて、すぐに目に飛び込んできます。お腹を満たした後は、平等院へどうぞ。


美濃吉

私が行ったのは、阪急百貨店の8Fに入っている美濃吉です。
これも先の友達のお薦めのお店で、鴨川が望めたりします。
私は“鴨川”という旬懐石を注文しました。普段懐石なんて食べることないから、嬉しくて箸が踊ります
ひとつだけ可笑しかったのが。食事が出る前に、テーブルに置いてある朱色の茶碗の蓋。なんで蓋だけ既に置いてあるんだろう??と真剣に疑問に思い、話し合ってた慣れない二人すると、担当の人がやって来て、
「それでは始めさせて頂きますう」
と柔らかな京都弁で、竹に入ったお酒を注ぐポーズ。

はい、この時になってやっと理解しました

半分慌てて、でも懸命に平静を装って、茶碗の蓋だと思っていた杯を差し出しました

とても美味しい冷酒でしたよ。。。

最後にお店の野村萬斎似のお兄さんに、友達のお薦めで来た旨を告げると、
美濃吉オリジナルグラスを二つお土産に下さいました。(ありがとうございます)料理は、さすが上品で美味しゅうございました。


もうひとつは、あるとれたんと

今回は、町屋を改装したお店で尚且つ京料理ではない所に行こうと思い、イノダコーヒー本店傍の、去年から入ってみたいと思っていたイタリアンへ。
入ってみて思いましたが、予想を遥かに上回る素敵さでした
もう、お店の味が悪くっても許せるくらい!!!
だけど、もちろん味もよかったです。特に自家製ベーコンを使ったカルボナーラや、サザエと帆立とキノコのバターガーリックも美味しかった

あと、お土産買うならがお薦めです。アメ横なんかより全然楽しかったなあ。たこ焼き屋も安くて旨い!!

京都は、美味しいものも、見るところもいっぱいあるので何度行っても飽きさせないところが大好き。いろんな季節の京都を見てみたくなりました。(夏は2度目だしね


京都旅行 VOL1

2007-06-02 17:31:20 | 旅行記
去年に引き続き、今年も京都に行ってきました

驚いたことに、行きの新幹線の中で、中学高校短大時代の友達二人とばったり
こんな偶然もあるんだなあとびっくりしながら、もうかれこれ15年近く前に修学旅行で京都を共に廻ったことを思い出しました。時間の流れの速さは容赦ないなあ



去年、主要な所は廻っていたので、今年は去年行かなかった所を廻りました。2泊3日と時間もあったので、ちょっと足を延ばして奈良まで。

一日目は、平等院鳳凰堂と東大寺と二月堂。

平等院は、初めて行ったのですが、10円玉の表に使われるだけあって、勝手にとてつもなく派手なものを想像していましたが、すっかり色も褪せ、美しい池の中に佇んだ感じは、これまた私的偏見で言うと、むか~しの中国を見たような気分になり感動しました。

それから、久々の東大寺と奈良名物の鹿。子供の頃、鹿が放し飼いになっているなんて、本当になんてスゴイ県だろうと羨ましくなったものです。

二日目は、龍安寺と仁和寺と本能寺。

修学旅行で唯一覚えてたのが、龍安寺の石庭。確か、静かに見るものだから一言も喋ってはいけないなどと言われ、喋りたい盛りの私たちは皆息を詰めて説明を聞き、石庭を見たことが格別印象に残ってたのです。今回は、陽光溢れる5月の庭を縁側に腰掛けて、時間も気にせずゆったりとした気持ちで見ることができました。

三日目は、南禅寺、下鴨神社、東寺。

南禅寺の三門。感動した昇った時の清々しい景色や風。まさに「絶景かな」
それから、水道橋。南禅寺とこのレンガ造りの水道橋の妙がなんとも言えず素晴らしかった。スケッチをしている人もたくさん見かけました。そして、その裏山っぽくなってる水路の周りを歩いてみるのも、ちょっぴり冒険してるみたいで楽しかった


普段雨女の私ですが、今回は珍しく天気にも恵まれ、傘いらずで過ごすことが出来ました。

次回は、京都の食事編を書きたいと思います