無精者で、時を置いて書いているので流石に記憶もおぼろげになってしまいましたが、北欧旅行最終日の日記を書きます。
旅行も前半はいいのですが、後半になると徐々にその後の現実の世界がパックリ。口を開けて待っているようで、気分も若干滅入り気味。
最終日の朝は、Oh
とうとう。という気分で目覚めます。
天気がいいのだけが救い。
最後のゴージャスな朝食を楽しんだ後、昨日タリンに行ったりしてる場合じゃなかったとばかりに、ヘルシンキで行ってない所がたくさんあったことに気づいた私たちは若干焦り気味に出発。
目指すは世界遺産に指定されているスオメンリンナ要塞
ヘルシンキの港から観光船で15分程で到着します。
そこは緑いっぱいの美しい島。
こんなところが要塞??なんてとても信じられないくらいのどかで美しく平和な感じがします。
それがちょっと入ると、この島に不釣合いな無骨で強靭な大砲台。
そのまま中に入ると、大学寮みたいなアパートや、サッカーゴールのある広場、その横に要塞跡が不穏な口を開けている。
この日はものすごく快晴で、外は眩しいくらいなのに、要塞跡に一歩踏み込むと、湿っぽく真っ暗で、何も見えない、防空壕を探検している感じ。ここに子供が迷い込んだらもう2度と出てこれなくなるんじゃないかというくらい怖い。足が竦む思いで、それでも携帯電話のしょぼい明かりを頼りに果敢に進みます。
いくら目が慣れても、見えない。一歩先がどうなってるかもわかりません。
昼間だからいいけど、夜は本当に怖いんだろうなと思いました。(この島で昼間働くのはいいけど、夜はヘルシンキの街に戻りたいです。絶対。)
何より奇妙に感じたのは、やっぱりここの住人の家々の平和さと、要塞の妙でしょう。
ただここが要塞跡地でそれしかなかったなら、また感じ方も違ったでしょうが、この明暗が何とも比べられないここの魅力かなと思いました。
すっかり不思議な要塞に魅了されつつも、タイムアウト。
再び市内に戻ると、ガイドブックなどでもお薦めされている石の教会 テンペリアウキオ教会を大急ぎで目指しますが、見つからず。空港に出発するまでに1時間を切っていたので、必死に探しましたが、地図で見ると惜しいところまで来ているのにどうしても見つかりません・・(この方のブログを読んだらちょっと諦めがつきました、がより一層見たくもなった
)と悔しい思いでいっぱいでしたが、飛行機に乗り遅れるのはもっと困るので諦めて、最後まですごい勢いでヘルシンキ中央駅から空港行きのバスに乗り込みました。
さよならヘルシンキ。
お土産を全く買っていなかったので、空港でも大騒ぎ。
結局、木で出来たムーミンとスナフキン。イッタラのワイングラス、マリメッコの小銭入れ、琥珀のネックレスなど買い、フィンランドエアへ。
帰りの飛行機でもかもめ食堂を見て、最後まで余韻に浸り、家路に着きました。
これで私の北欧旅行の話を終わります。
余談ですが、今回のFIGAROは北欧特集ですね
旅行も前半はいいのですが、後半になると徐々にその後の現実の世界がパックリ。口を開けて待っているようで、気分も若干滅入り気味。
最終日の朝は、Oh

天気がいいのだけが救い。
最後のゴージャスな朝食を楽しんだ後、昨日タリンに行ったりしてる場合じゃなかったとばかりに、ヘルシンキで行ってない所がたくさんあったことに気づいた私たちは若干焦り気味に出発。
目指すは世界遺産に指定されているスオメンリンナ要塞
ヘルシンキの港から観光船で15分程で到着します。
そこは緑いっぱいの美しい島。
こんなところが要塞??なんてとても信じられないくらいのどかで美しく平和な感じがします。
それがちょっと入ると、この島に不釣合いな無骨で強靭な大砲台。
そのまま中に入ると、大学寮みたいなアパートや、サッカーゴールのある広場、その横に要塞跡が不穏な口を開けている。
この日はものすごく快晴で、外は眩しいくらいなのに、要塞跡に一歩踏み込むと、湿っぽく真っ暗で、何も見えない、防空壕を探検している感じ。ここに子供が迷い込んだらもう2度と出てこれなくなるんじゃないかというくらい怖い。足が竦む思いで、それでも携帯電話のしょぼい明かりを頼りに果敢に進みます。
いくら目が慣れても、見えない。一歩先がどうなってるかもわかりません。
昼間だからいいけど、夜は本当に怖いんだろうなと思いました。(この島で昼間働くのはいいけど、夜はヘルシンキの街に戻りたいです。絶対。)
何より奇妙に感じたのは、やっぱりここの住人の家々の平和さと、要塞の妙でしょう。
ただここが要塞跡地でそれしかなかったなら、また感じ方も違ったでしょうが、この明暗が何とも比べられないここの魅力かなと思いました。
すっかり不思議な要塞に魅了されつつも、タイムアウト。
再び市内に戻ると、ガイドブックなどでもお薦めされている石の教会 テンペリアウキオ教会を大急ぎで目指しますが、見つからず。空港に出発するまでに1時間を切っていたので、必死に探しましたが、地図で見ると惜しいところまで来ているのにどうしても見つかりません・・(この方のブログを読んだらちょっと諦めがつきました、がより一層見たくもなった

さよならヘルシンキ。
お土産を全く買っていなかったので、空港でも大騒ぎ。
結局、木で出来たムーミンとスナフキン。イッタラのワイングラス、マリメッコの小銭入れ、琥珀のネックレスなど買い、フィンランドエアへ。
帰りの飛行機でもかもめ食堂を見て、最後まで余韻に浸り、家路に着きました。
これで私の北欧旅行の話を終わります。
余談ですが、今回のFIGAROは北欧特集ですね
