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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

亀田興毅のこと

2007-10-27 10:04:44 | とりとめもない話
今もニュースで大きく時間を割いて昨日の亀田興毅の会見についてたくさんのコメンテーターまで招いて放送しているが、どれも興毅の言葉じりを捕らえて、あーだこーだ、誰もがわかりきった皮肉なコメントを口にしている。もう鬼の首をとったよう。

私も、今回の件では、亀田家にはがっかり、批判の矢面に立つのも当然のことと思ったし、おおいに憤慨もした。だけど、昨日の興毅の会見は立派だったと思うし、父史郎氏のことを語った下りなんかは、思わず泣けてきた。どんなに強がってもまだ20歳。偉いではないか。弟を庇い、父を庇い、こうしてマスコミの前に立って会見して、なんという美談だろうと思う。

内藤選手は大変寛容で大人だから、もうとっくに許してくれているんじゃないかな?どんなコメントを聞きたがっているのか、マスコミには内心もううんざりしているはずだ。

もうこれくらいでいいじゃん、この騒ぎ。
それより私は、相撲界の問題をもっとはっきりさせてほしいと思うけど。
朝青龍は逃げ、人殺し部屋の処分はうやむやなままだ。
これからもボクシングは見ても、あんな黒い霧に包まれた相撲だけは見たくないと思う。