以前からよく言ってるように、食わず嫌いの私、初めて森絵都さんの本を読んでみました。気になっていた本で、この作品で直木賞受賞したのかな?タイトルもステキだけど、中身はもっとよかった。
短編が5作くらい入っていて、表題作は国連職員の外国人と結婚し離婚した女性の話で、リアルで、切なくて、そう長くもない短編小説にも関わらず、すごく入り込んでしまった。正確には瞬時に物語に吸い込ませる力があった。さすがは受賞作。
女性が書いてるから、同じような女性を主人公にした短編小説ばかりと思ったら大間違いで、うち半分は男性が主人公で、その色合いの違いに女性が書いてると思えないくらい上手い。題材もそれぞれ全く違って、一粒でいろんな味が楽しめるような本だった。
表題作以外では「ジェネレーションX」がかなり面白く、どれも思わず笑ってしまう所があり、そのへんもウィットに富んでいてよかった。
ぜひ他の本も手に取ってみたい。
短編が5作くらい入っていて、表題作は国連職員の外国人と結婚し離婚した女性の話で、リアルで、切なくて、そう長くもない短編小説にも関わらず、すごく入り込んでしまった。正確には瞬時に物語に吸い込ませる力があった。さすがは受賞作。
女性が書いてるから、同じような女性を主人公にした短編小説ばかりと思ったら大間違いで、うち半分は男性が主人公で、その色合いの違いに女性が書いてると思えないくらい上手い。題材もそれぞれ全く違って、一粒でいろんな味が楽しめるような本だった。
表題作以外では「ジェネレーションX」がかなり面白く、どれも思わず笑ってしまう所があり、そのへんもウィットに富んでいてよかった。
ぜひ他の本も手に取ってみたい。