4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

Viva 林明子の絵本

2013-04-25 08:55:10 | 子供も大人も楽しめる!!絵本紹介
林明子といえば、「はじめてのおつかい」がとても有名だろうと思う。
絵を見たら、誰でも懐かしさを覚えるんじゃないだろうか。

でも実際読んだ記憶はなくて、今回初めて??借りて読んでみた。

なるほど。と納得の素晴らしい絵本だった。絵も文もシンプルで、ものすごく日常をとらえていて、巧いと思った。本当にうまい。さすがは絵本界の大御所。

そのほかの作品も読んでみた。

「こんとあき」

きつねのぬいぐるみの「こん」は「あき」という女の子が生まれた日からずっと一緒に過ごしている。そんな可愛い「こん」と「あき」のシンプルな話で、絵の素晴らしさと、こんとあきのやり取りが、これまたものすごくあるあるって感じで、でもそこをきちんと切り取って絵にしてくれてるところもありそうでなくて、とてもいい。何度でも読み返したい心暖まる絵本。

「まほうのえのぐ」

森の中でお兄ちゃんから絵具を借りた妹は、不思議な出来事に遭遇し、何ともステキな絵を描き上げる。これもファンタジー溢れるいいお話。

赤ちゃん向けには、「きゅっきゅっきゅ」「くつくつあるけ」「おててがでたよ」「おつきさまこんばんは」など、どれも抜群に赤ちゃんの心を掴むものばかりで、娘はしょっちゅう読んで読んでと私のところに持ってきましたよ。そして、私が忙しいと、お兄ちゃんが代わりに妹に読んであげていて、4歳児でも簡単に覚えられるくらい単純で、でも母親が読むより、ずっといいんですよね、子供が読んであげるのって。多分娘の心にもそれはすっごく伝わっていると思います。