4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

真央ちゃん、感動をありがとう。

2014-02-21 23:44:47 | 最近のあれやこれや
ソチオリンピックもいよいよ終盤の時、今回もやっぱり私はフィギュアスケートに魅せられています。

まずは羽生結弦くんの圧倒的なパフォーマンスがもたらした男子フィギュア初の金メダルに日本中が震え、そして深夜ライブ中継を見るために起きた私の心臓も
口から飛び出しそうなほど、震えてしまった。。。フリーのロミオとジュリエットの曲も好きだけど、やっぱりショートの冬の散歩道で見せるあのスケートの神様が降りてきたかのような圧巻の演技。かっこいい~と女子はもちろんテレビの前で絶叫ものでしょう。
それに加えて、羽生君のあのリアル王子様な感じ、あのキラキラ感、銀盤の妖精って男子でもいたんだとうっとり。自分の息子も、あんなキラキラな19歳になってくれたら、心からそう願ってしまう、本当におこがましいくて悪いんだけど。あのキラキラ度は向かうところ敵なしでしょう。実際目にしたら、眩しくて私なんて見えないかもしれない。


それから、何と言っても高橋大輔選手。度重なる怪我も跳ね飛ばす演技力と色気は高橋選手にしか出せないものかも。
ビートルズメドレーで挑んだフリー。自身のスケート人生に詩を重ねたところもあったみたいだけど、私個人的にはビートルズの中でも大好きな“IN MY LIFE”が途中流される部分から、“WINDING ROAD”への下りは特に特に感動。日本の男子スケート界をここまで立派にしたのも偏に高橋選手によるところが大きいと思う。

そして、初出場の町田樹くんも、フリーもガチガチに緊張してるのが見てとれたけど、必死に食らいついていった素晴らしい火の鳥の演技、とっても感動しました。凄かった!!



そして、女子フィギュア。

ショートでは、日本中が真央ちゃんを心配して肩を落として一日過ごしたんじゃないかな、と本当に真央ちゃんのことは何だか親の気持ちで応援してしまう。あんなに凄いアスリートなのに、素の真央ちゃんは、本当に自分を全く飾らないところが可愛くて。

そんな真央ちゃんに、今回はメダル以上の感動を貰ったのも、やはり日本中がといっても過言じゃないでしょう。

本当は生でその魂のこもった演技を見届けたかったんだけど、娘が私がいないことに気づいて泣いて、その“瞬間”に立ち会えなかったのが、悔やまれる。
代わりに生で見た夫はやっぱり感動して涙が止まらなかったそうで、一日中夫婦でニュースのハシゴをして過ごした程。

何という感動、何という精神力、あんな後から、一夜にしてここまで持ち直せる、立ち上がってくる力は生半可なものじゃない。
だって、日本中が肩落としたんだから、本人が誰より一番そうなったに決まっているのに、たった一日でここまで立て直し、なおかつジャンプを8回入れるという女子では前人未到の偉業を達成してくるなんて、本当尊敬以外言葉がない。

よく子育てでも、子供を褒めるにあたって、結果を褒めるよりも、そこに行きついたプロセスを褒めてあげるなんて書いてあるけど、
確かに、今回、結果より、大事なのはそこに到達するまでのプロセスなんだということを、改めて教えてもらったような。

インタビューでも、今までひとつひとつクリアにしてきたので、今回もそれをしていったまでというようなことを言っているけど、この言葉にもまた、当たり前だけど、自分ではすっかり忘れてしないでいたことを教えてもらったと思う。

真央ちゃん、本当に感動をありがとう。