4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

さようなら、いつかまたあおうね

2014-02-13 08:57:06 | わたし的育児日記
息子の幼稚園で、同じクラスの女の子が転園することになり、お別れのカードをそれぞれ書くことになった。

同じクラスでも、未だうろ覚えな名前も多い女の子の中で、その女の子は、最初に友達になった女の子であり、折にふれては話に出てきた殆ど唯一の女の子だったので、
転園しちゃうと聞いた時は、伝えるのをちょっと迷ったほどだった。


でも実際伝えてみると、「え??なんで??」と驚いたものの、その反応は去る者追わず的な感じ。
その後は「Tちゃんまだいなくならないよ~」なんて言ってた。


いよいよお別れの時が近くなり、カードを家に持って帰ってきて、どういうカードにしようかと話し合った結果、ハートの形に折り紙を折ったりして、カードに貼りつけた。
字はまだ書けないので、メッセージを聞いて私が代筆した。

そのメッセージを聞いたら、なんだかとってもグっときた。

「Tちゃん、さようなら。いつかまたあおうね」

シンプルなメッセージなのに、心の中で反芻すればするほど、泣けてきた。

転園する子は同じ区内の幼稚園に転園するはずだけど、もともとちょっと遠くから来ていたので、なかなか偶然通りで出くわすようなことはないだろう。
またいつか会うことがあったとしても、本当の「いつかまた」になりそうだ。息子自身もそれは半分わかっていると思う。

ただ、物心がついてからの初めての友達とのさようならを
今味わってるのかなあと思うから、何だか泣けてくるのだ。


余談だけど、もし恋愛関係にあった男女が別れるとき、互いにこんな言葉でさようなら出来たらステキなのに、と思う。