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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

家族旅行@伊東温泉

2010-07-28 16:09:17 | 旅行記
先週の木曜から2泊3日で静岡の伊東温泉に行ってきました。
JTBのツアーパックで往復の電車と宿泊(朝食、夕食付)で一泊1万円という激安ツアー。旅館は25メートルのプール付きだし、とにかくのんびりしたかったのでよかったです。

息子(一歳8ヶ月)は、初めての大きなプール



怖がるかなあ?どうかなあ?の心配をよそに、めちゃくちゃ楽しそうにしてくれたのでヨカッタ。浮き輪は、写真のタイプと、両腕にはめるタイプと二つ用意していきました。

が、それよりも両親の腕に抱っこされてプカプカの方が気持ちよかったみたいで、せっかくの浮き輪殆ど使用せず・・

妊娠線により醜くなってしまった私のお腹はビキニNGで、ワンピース水着を探しに探し(ネットで)かなりお気に入りのに出会い、購入しました。



アルゼンチンのKuklaというブランドのもので、 soup of he(r)artというお店で買い自宅に送ってもらいました。まったく便利な世の中になったものです


連日の猛暑で、東京も暑かっただろうけど、伊東市も暑かった。

海も近いので、またまた初の海水浴をしようとに近づくと、、期待をかなり下回る汚いに、正直がっかり。これならプールの方がいいね、と逃げ出しました。

とにかく暑いので、熱中症も怖いし、のんびり観光というわけにもいかず、東海館という昭和の初めに建てられた木造旅館に駆け込みました。
ここは現在は旅館としての営業はしていないのですが、日帰り温泉の営業と、旅館の中の見学、それから広いお座敷が気持ちいいカフェの営業をしています。

温泉は時間の都合(ひとつしかないのか、男女入れる時間が決まっていたため)で入りませんでしたが、歴史ある旅館の部屋をひとつひとつ見て回りました。


すぐ横を透き通るきれいな川が流れているロケーションは、それだけで風情があっていいのに、部屋そのものも、昭和レトロ好き必見の素敵ぶりでした。

こういう昔の作家が缶詰になってたような老舗旅館って泊まってみたいけど、とても高いし、それをこんな風に見学出来て、勝手にその頃に想いを馳せながらタイムスリップできるのは、私にとってとても幸せでした。
大げさだけど、ここに来るために今回の旅行はあったのかな??とまで思ってしまったり



カフェでは、私はお抹茶セットを。
子供は山盛りのカキ氷。先日お祭りで初めて食べさせて以来、すっかりハマッております。
よっぽど好きなのか、そのほとんどを自分で食べてしまいました


最終日は、お昼の電車で帰るのであまり時間がありませんでした。
おまけに子供も旅館から駅までの送迎車で寝てしまったので、そのままベビーカーに移して、伊東市の有名人 木下杢太郎記念館へ。そこは生家を基にした記念館で畳敷きの部屋があり、そこで子供を寝かせて休憩させてもらうことに。
家は古い明治時代の家で、これまた古いもの好きの私にはたまらない感じ。

ところが、子供が寝て1時間近く経った頃から、迷惑だったらしく、記念館の人がどうも子供が起きるように、周りで大きな音をたてたり、明らかな嫌がらせ行為が
こっちは自分の子供が寝ているからといって、別に静かに気を使ってほしいとはもちろん思っていませんが、あの態度は、かなり残念で悲しかったです。



実は行きの電車の中でも嫌な思いをしていて、踊り子号車内で、眠くてグズッて大泣きしている息子を必死で抱っこして揺らしていたら、おじいさんに
「ここは、指定席だから自由席でやってくれ」
と言われてしまい、通路?トイレがあるところに出ました

前の旅行では車だったので、あまり感じなかったけど、赤ちゃん連れに対する世間の態度は、時に結構キツイものがあります。私も今まで気付けなかったし、親切じゃなかったと思うので、大きなことは言えませんが、もっともっと、世の中の弱者に優しい人間にならなくちゃなと思いました。



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