どんな会社にも嫌な奴はいるもので、これはもうなくなるものではないから、たまたま自分の周りがいい奴だらけなら、それはもう宝くじに当ったくらい幸運なことだ。
何にでも○○ハラスメントが大流行りのこの時代は、やたら録音して嫌なことを言われた証拠を取っておこうとするらしい。昨日だけで、2件も録音行為をして辞めた人、録音して同僚を辞めさせようと思っている人の話を聞いた。録音、流行ってるんだなあと思った。
でも、勝手に録音して、プライバシーの侵害に当たるのでは?とも思うし、誰かをやめさせようとか、もっと給料上げてほしいとか、自分なりの要求があって、その手段の一つに、録音を持ち出している程の人ならば、もしかしたらかなりストレスが自分の中にある事だろうと推測すると、もしかしたら、そんな不満いっぱいな職場で、日々不毛に戦っていないで、さっさと辞めて、次に行った方がいいような気がする。
職場っていうのは、学校と違って、入学金もないんだし、そういう意味ではとても気が楽だ。そこに執着して縛り付けてるのは自分なのだ。
もちろん、年齢的なもので、もうきっとここしか本当にないと思うなら、粘って何とかストレス最小限でそこで働ける策を見出すしかないし、長年、正社員として培ってきたキャリアを手放す勇気も覚悟もないならば、やっぱりそこでもがくしかないのかもしれないけれど、上に挙げたのは40歳前後の女性の話で、それくらいの年齢ならば、それより年長者の私としては、探せば仕事は全然あるよ、と言いたい。
要求を通すのは簡単じゃない、戦うなとは言わない。だけど、パッと切り替えて、宝くじを掴んだ女性を私は知っている。
逃げるが勝ちなのだ。