”合板のギターは弾いても無駄・・”
という意見もあるようだが・・
個人的にはそうは思わない
実際の話・・
どういう状態を『育つ』というのかは難しい
弾き手が何かの変化を感じられれば良いと思う
エレキもアコギも出荷時は馴染んでない
他人同士が一つ屋根の下で暮らし始めたような感じなのだ
各パーツも自分の仕事を自覚していない
弾き込むことである種の一体感が生まれる
何度も言っているが・・
新品時は良い状態ではない
「このギターって最高の音だよね~」
と少し興奮気味に語っている人も多いが・・
「このギターで弾き易いですね・・」
とCOOLな感じで言い放った方が好印象なのだ
『出来るお客さん』だと思われる
これは販売のプロの声なのだ
実は新品時に鳴るようなセッティングも可能だという
これはアコギの話だが・・
”作りを弱く・・”
つまり骨組み(ブレーシング)を弱くつくるのだ
強度面(天板の浮きなど)では劣るが・・
新品時から全体が振動するという
それ故に伸び代は少ないという事になる
丈夫に作られたギターは新品時は眠っている
これは単板でも合板でも一緒・・
そろそろ二回目の弦交換をイメージしている
弦交換でさらに飛躍的に音が伸びるイメージを抱いている
これは長年の経験と手応えで感じるのだ
余談だが・・
音源のアップロード先であるsoundcloudの一部を削除した
容量確保の為なのだ
ご了承いただきたい
まぁ、常連読者の方は聞き逃すという事はないと思うが・・
そんなこんなで今回もアコギブルースなのだ
完璧に仕上げたい
つまりは何度弾いても同じように弾けるようにフレーズを煮詰めたい
こういう渋い曲を一曲持っておくと便利なのだ
楽器店で弾いてみると良い反応なのだ
ブルースは万国共通の言語なのだ
「あの人、渋くねぇ!?」
となれば幸いなのだ
先日はコンビニの駐車場で弾いてみた
少しだけ窓をあけて弾いてみたのだ
タバコを吸っている中年のおじさんが聞いていた
通りすがりの人も音の出所を探しているようなのだ
馴染みの店員さんがニコニコと笑っていた
ミニアコギならば許される
今回はベースも重ねてみた
ベースのラインにも拘ってみた
”弾き過ぎない・・”
がテーマなのだ
ちなみにまだ古い弦を張っているのだ
新品弦へのタイミングが見えない