テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

レスポールの音は何処までも延びるのだ

2018年09月23日 | 日記

日本語は難しい

レスポールの音が伸びる・・

レスポールの音が延びる・・

では意味が違うようだ

延長という言葉があるように時間が長くなるニュアンスでは延びるが正解のようだ

しかしながら、ギター雑誌などでも伸びるという表現を使うこともあるのだ

伸びるは曲がったものが真っ直ぐになるような意味だという

まぁ、そこまで気にしながらブログを書いている人も少ないと思うが・・

言葉の意味を知っていて損はないと思う

 

私は時間があるとyoutubeを観ることが多い

観ればみるほどに私の好みの動画が集まってくる

「ウゼ~わ」

という人も多いというが・・

私は便利だと思っているのだ

 

ちょっとした流れでプロによるエフェクターのレビュー動画を観ていた

そんな流れでレスポールのレビュー動画に辿り着いた

「プロって結構、フロントのピックアップを使うね」

そんな部分に注目して観ていたのだ

何故だか素人はフロントを嫌う

ストラトの場合はカッティングなどで使用頻度も高いが・・

レスポールの場合には用途が思い浮かばないのだと推測できる

「音が抜けないんだよね」

という声を良く耳にする

 

たしかにバンドのような他の楽器と絡む場合にはそういう事もあると思う

しかしながら、単独で弾く場合には『抜けない』ということはない

ジックリと耳を傾けてみれば、レスポールのフロントの音には味がある

あるプロがフロントを使ってソロを弾いていた

「カッコいい音だなぁ・・ むしろ、音が延びているみたいだね」

 

音抜けを作る為にトーンをハイ側に開く人も多いが・・

クラプトンなどの時代には『ウーマントーン』が流行していた

この音はファズでゴリゴリに歪ませた音のトーンを全閉にして作り出す

つまり、トーンが0の状態なのだ

聴覚的に音が延びるような印象を受けるのだ

ポイントは歪み量なのだ

歪み系の二段重ねもお約束の時代だった

 

ストラトのフロントとレスポールのフロントは別物と考えるべきだと思う

恐らく、当ブログの読者の大半はハム派だと思う

如何だろうか?

お持ちのギターのフロントピックアップに注目したことがあるだろうか?

 

今回は音作りの一環として『オレンジアンプ』で遊んでいたのだ

あのジミーペイジもレコーディングやライブで使う有名なアンプなのだ

粗い歪みが特徴のアンプなのだ

クランチでの音がカッコいい

 

今回は前段に歪み系のブースターを二段重ねてみた

ノイズも大きくなるが音も延びるのだ

さらにレスポールのパワーがあるフロントで増幅されるのだ

 

良い方向に作用している感じを受ける

『良い音』とは弾き手にインスピレーションを感じさせる音

自然に指が動く音が望ましい

 

もちろん、フレーズありきで音色を作るという作業も大事だが・・

あらゆる、音色でギターを弾くにはそれなりの引き出しが必要なのだ

プロのレビューを観ていて思うことなのだ

メタルからジャズまで何でもOKというのがプロなのだ

久しぶりのレスポールはやはり気持ちが良いものなのだ


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GT-001は宅録向けのマルチだよ

2018年09月23日 | 日記

昨日に引き続きエレキで遊んでいるのだ

ただダラダラと弾いているのではない

それなりに『音作り』を意識しながら弾いているのだ

連休は検証の良い機会なのだ

自分が苦手なエフェクターなどを使った音作りやフレーズなどを研究してるのだ

これらの地道な積み重ねが作曲に活きてくるのだと思う

 

読者の皆さんはどのような環境でエレキを弾いているのだろうか?

まさか、素の音で弾いている人はいないと思うが・・

「アンプとかセッティングするの面倒臭いのよ」

「素の音で良くねぇ!? 音が鳴ってればいいの」

という面倒臭がりなおじさんを知っているのだ

行きつけの楽器店の常連さんなのだ

「それならアコギでも如何ですか?」

と店員さんが商魂で売り込んでみるが・・

「エレキとアコギじゃ弦のテンションが違うだろ!?」

「俺は~エレキの弾き心地が好きな~の~分かった?」

かなり面倒臭いおじさんなのだ

 

脱線してしまった・・

 

私はマルチエフェクターを強くお勧めしたい

メーカーや機種などは好みで良いと思う

一つだけ条件をあげるならば・・

『高性能』なのだ

それなりに長く使う、弾き倒したいという場合

僅かな出費を惜しむのはむしろ損だと思う

 

”安物買いの銭失い・・・”

 

可能ならば、少々のオーバークオリティを狙っておくのも一考

これはギターにもいえる

本気でギターを続ける覚悟があるならばUSA製を手に入れてしまうのも良いと思う

はっきり言って、別物なのだ(低価格帯は除く)

読者の皆さんには弾き込んだ1年後の感じを体感していただきたい

新品ギターではダメ

木が寝ているのだ

「中古ギターの方がいいの?」

読者の皆さんは中古ギターで良いギターを選ぶ自信があるだろうか?

あるという場合はそれも選択肢の一つと考えても良いと思う

『経済的な理由』で売りに出された中古は最高なのだ

これは車やバイクなどにもいえる

 

”その他の理由・・・”

で売りに出る商品が多いのも事実

「鳴りが良いギターを残してダメなのを売りに出したのよ」

「色違いのギターをムダに持っていてもアホみたいだしね」

とは行きつけの楽器店のある常連さんの弁・・

実際に私もダメな方のギターを弾かせてもらったことがある

そもそも何で買ったの?という話だが・・

まぁ、私も他人の事は言えない

冷静になってみれば見えてくることも多い

 

当ブログはそんな反省の場にしたい

提案という名の反省会なのだ

伝わっているだろうか?

 

話をマルチに戻そう・・

外に持ち出したいというならGT-100が良い

自宅オンリーならばGT-001がお勧めなのだ

GT-1000もありだが・・

読者は100,000円という金額を出せるだろうか?

やはり価格的に購買層が限られる

卓上型で価格を抑えたモデルの登場を望みたい

マルチの価格の差は『機能の差』・・

GT-001とGT-1ではエンジンは同じこれはデジモノの常識なのだ

「だったら安い方がいいんじゃない?」

となるのも人情・・

 

マルチの醍醐味は『ステレオ感』だと思う

ヘッドフォン環境ならではの楽しみなのだ

真空管アンプでは真似できない音の広がりを体感できる

GT-1には出来ない事・・

二台のアンプを同時に使うという事なのだ

 

 

音源の前半で音像として再現してみた

二台のアンプの位相を変えることで自然なステレオ感を表現できる

今回はアンプ同士をコピーしたのだ

詳細なセッティングを互いにコピーすることが出来る

この使い方は無限大・・

まったく同じアンプを異なるマイクで集音することも可能

非常に地味なテクだが・・プロっぽい

異なる種類のアンプを組み合わせるのはプロのレコーディングの鉄板

密閉型のマーシャルと後方開放型のフェンダー系の組み合わせも美味しい

ライブなどでそれを再現するプロもいるが・・

苦労の割りには観客に違いが伝わらない

そういうものなのだ

余談だが・・

『小さい箱』のライブならばジャズコを左右に配置してみるのも効果的なのだ

「このギタリストって何かやってくれるんじゃねぇ!?」

という期待を煽るのだ

 

ライブにせよ、自宅弾きにせよ

可能な限り色々と試してみるのが吉だと思う

 

ネットでもギターやコンパクトエフェクター単体の話を語る人は多いが・・

ギターを弾く『環境』について語る人は皆無だと思う

 

読者が知りたいのはそういう部分ではないだろうか?

「他の人ってどんな感じでギターを楽しんでいるの?」

独自のアイディがある人はそのまま突き進めば良いと思う

アイディアとギターのキャリアが無関係であることは周知の事実

自称ベテランは見かけ倒しなのだ

まぁ、中には知識や経験豊富な人もいるが・・

その大半はダラダラと数十年にわたりギターに触れてきたおじさんなのだ

 

今回の音源をビジュアル化してみた

 

二台のアンプを使えないマルチでもステレオ感を演出する事が出来る

これも私が良く使う技なのだ

ギター単体の音源を作る際に良く使う

ディレイで音を広げるのだ

『パンディレイ』を使うのだ

知らない方は検索してみていただきたい

 

 

ディレイタイムを短く設定することで『ダブリング』の効果が得られる

フィードバックとレベルはお好みなのだ

GT-001の場合、階層で周波数のカットも出来る

よりリアルな残響音を演出できるのだ

この方法ならばGT-1でも疑似ステレオ効果が作れるのだ

 

ちなみにステレオコーラスをかけるとう方法もあるが・・

私はコーラスの音があまり好きではない

基本的にフランジャーやフェイザーなどの揺れものもあまり使わない

”なんちゃってプログレ・・”

を作る時の飛び道具的な使用にとどまる

音作りに正解はないと思う

 

自分がカッコいいと思う音を追求していただきたい

 

今回は検証音源なので多少聴き難い部分がご了承いただきたい

ギターはストラトのセンターシングル

アンプはマーシャル系のコンボという感じなのだ


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