五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

新年を味わう

2011年01月16日 | 第2章 五感と体感
3学期も始まり、関わる皆様のお顔を拝見したりお喋りをしてホッとしました。お正月休みというのは、他の休みの期間とは違い、年末年始を挟むため、心新たに始める意識が一層強まります。

昨日は、以前から気になっていた鹿島神宮へと行ってきました。
鹿島神宮に行くのなら、「香取神社もいかなくちゃ、」という友人のアドバイスを聞き、二つの神社をハシゴしました。歴史的背景は端折りますが、おかげさまでとてもよき日を過ごしました。

そこで改めてJリーグの鹿島アントラーズの鹿の角が鹿島神宮の由来するもので、かつて奈良から贈られた鹿の角を象徴化したものだと言う事を初めて知ることとなりました。

今はパワースポットなどという言葉が使われていますが、何かパワーを頂くというより、自分の体と心がいったん「素に戻る」場所であると捉えたほうが、私はしっくりきます。
素に戻ると、外から入ってくるものが澱みなく取り込まれていきます。

取り込まれるものは、素であればあるほどより良い方向に解釈されていきます。

余計なものを抱えて着こみ、膨らみ切った自分の体に新たに取り込もうとしても、なかなか吸収できるものではありません。

鹿島神宮の広大な森を散策していくうちに、体も軽くなり、徐々に清々しくなる体感を感じながら、気持良く帰ってきました。

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