五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

友達の輪

2011年01月24日 | 第2章 五感と体感

パリで借りたアパートの窓辺

考えてみれば、2005年4月から始めた我が家でのワークショップは六年続いています。

自宅を開放しているため非公開での活動ですが、長いお付き合いの友人知人が仕事が休みの貴重な日曜日に訪れます。
最初の数年間は月に一回でしたが、去年あたりから二カ月に一度のペースで淡々と続いています。

自分自身の喜怒哀楽をあるがまま表出できる場所と相手は、そうそう居るものではありません。

普段、喜怒哀楽を表出していたとしても、それが自己の何らかの原因による八つ当たりやヒステリーだとしたらこんな悲しく哀れなことはありません。

湧き出してくる感情には必ず意味があります。

その感情が、何故ゆえ自分に訪れてきてしまうのか?
成育史における愛の孤独感、孤立感、悲しみ、閉塞感、、、
思うようにならない感情の曼荼羅を他者にぶつけるほど悲しい行動はありません。
その感情をぶつけられた人は、ほんとうに気の毒です。

感情をむき出しにしたい相手に表出できないとしたら、どんな感情を抑えているのでしょう。
案外、その感情を自分自身が見出していくには、長い長い時間がかかるかもしれません。

感情の抑圧は、自分だけでなく周囲も不安にしていきます。

昨日は、ラポール(信頼関係)のとれた勉強仲間との時間を過ごしつつ、よく笑いました。
信頼感を持ちながら繋がる友人関係は、私の喜びを深くしていきます。

傾聴しあってきた仲間が紡いできた時間は、尊く美しいものです。
これからものんびりペースで織り成していきたいものです。

「友達の輪!」の「笑っていいとも」の初代プロデューサー横澤氏が亡くなっても、友達の輪は個々に意味を持ちながら無限に広がっていくことでしょう。。。

蓮華の上の宝珠。。。是華厳也

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