五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

保護者勉強会

2011年01月25日 | 第2章 五感と体感

パリ、シテ島の朝

昨日は今年初めての保護者勉強会でした。皆様、お疲れ様でした。

二年目の勉強会もいよいよラストスパートとなり、「テキスト第9章・人は何故心を病むのか?」がテーマでした。

「理想の設定と現実の解釈で人生が変わる」ということを最終的には理解していただきたく勉強会が進められました。
植村先生のサポートをしつつ、とててもやりにくい内容でもありました。

自分の持つ「理想」が、現実の自分の心を悩ませているとしたら、それは一体何故なのでしょう。

「現実」が受け容れられないがための「理想設定」だとすると、「現実」だと思い込んでいたものが「理想」に相当するものであることが受け容れることのできない自分を分析していく必要がありそうです。

人の本質は不安です。

時々、自分が平安で穏やかな感情生活で居ることが基本だ、と言い切る方に出会います。
自分の基本が、平安で穏やかで、悩みが無い状態でなくてはならいと思いこんでいるとしたら、どうでしょう?

平安で穏やかな「理想」となかなかそうはいかない「現実」のギャップが心のストレスになり、きっと日常の生活は、苦しいでしょうね…

人は不安感が無くては生き延びていくことはできません。

自分の持つ不安感をどう処理していくかが、生き延びる術となっていくように思います。
そのためには、自分の本音を知る必要があるのです。
自分の本音と自分の理想が混濁していないか。。。まずはそこから自己分析していく必要がありそうです。
そこではじめて「理想と「現実」の「ギャップ」があぶり出され、自己の本音の感情が見えてくるかもしれません。

去年度から勉強を始められている方々は、学びの深さを感じてくださっていると思いますし、今年度から始められた方は、何を学ぼうとしているかが見えてくる頃だと推察しています。

のんびり、ゆるやかに時間をかけて自己をみつめる時間を楽しんでいただけると幸いです。

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☆ありがとうございます
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