五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

自分が必要な情報

2011年04月18日 | 第2章 五感と体感


(写真:Parisパッサージュ巡り5 ギャラリーヴィヴィエンヌ)

3月11日以来、いろいろなツールで私達は情報を得ています。

私自身なるべく情報に煽られないよう、自分が得る情報範囲をある程度決め自分自身でルールを作っています。

昨日は、午後の時間、仕事場でいままで出会った方々のカルテを読み直し、整理を開始しました。
お医者さんではないので、病名や薬の処方を記載するものではありません。

交わした言葉。つまりクライエントの「発した言葉の一部をそのまま」記録するのです。

聴く側の所見や湧きあがった思いは備考欄に書いていきますが、さほど重要なものではありません。なぜなら、私自身も日時が経つにつれ、どんどんと変化していくからです。

発した言葉をそのまま記載していくにも訓練が必要です。聴く側の言葉に置き換えてしまうと、発した尊い言葉は死んでしまいます。

湧き出す感情に意味があり、発する言葉にも深い深い意味があるのです。

クライエントの発するそのままの言葉をキャッチするには、聴こうとする自分の防衛機制と傾向を意識化しておく必要があります。

思考と感情と行動について、
アイデンティティの統合はどうか?
現実吟味力はどうか?
防衛機制はどうか?

人の悩みを聴きたいために始めた勉強は、私自身のために随分役に立っていますが、他者のためにはまだまだこれからです。

必要な情報は、「何のために今自分は必要なのか」を明確にすることによって整理されていくと思います。

自分に何が必要なのか?

今日も書類の整理をしながら自分自身のアイデンティティの統合を再点検してみます。

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