(写真:Paris パッサージュ巡り・ギャラリーヴィヴィエンヌ)
柳の葉っぱが少しばかり濃くなってきました。さつきの蕾も大きくなり出し、庭の雑草もだんだんと芽が出初めてきました。
日頃当たり前のように目に触れていた風景がある日突然無くなってしまったら、どんな気持がするのだろう。
謡本の台詞を思い出し、行ったことの無い奥州の海岸線が目に浮かんできます。
♪末の松山遥々と~♪
最近は、この謡いの台詞がどうも頭について離れません。
他に覚えなくてはならない謡いがあるにも関わらず、道を歩きながら、パソコンに向かいながら、ついつい口について出てきます。
「いつかは、行こう」と思いを馳せていた風景を見ることが出来ない口惜しい気持が、鼻歌となっているのかもしれません。
不思議な巡り合わせだと思うのですが、東京では日本の民俗を大切にしてこられた文化人の大きな展覧会が二つ開催されています。
一つは、岡本太郎氏(国立近代美術館)、もうひとつは、白洲正子氏(世田谷美術館)です。
岡本太郎氏が撮影された日本の民俗をテーマにした写真の数々は日本人の宝物です。
ゴールデンウィーク前には、鼻歌を歌いながら二つの展覧会を巡りたいと思っています。
東北のアイデンティティを感じ取りながら、どのような感情や思いが自分から湧きあがってくるか、きっと体感できるはず・・・
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