五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

心と心を繋ぐものを大切にしたい

2011年04月23日 | 第2章 五感と体感


(写真:Parisサンシュルピス教会のピエタ)
「聖母マリアが十字架から降ろされたイエスとヨハネ?マグダラのマリア?を抱きかかえている彫刻です。ヨハネかマグダラのマリアか、尋ねても解りません。フランスではヨハネだと理解されているようですが、個人的にはマグダラのマリアであったほうが嬉しいです」

人は「神(グレートサムシング)」を敬い畏れ、そして祭儀を行い、満たされない諸々の現象をより良い方向に向かうよう祈りを捧げてきました。
人類が誕生し、大陸を移動していく過程において、過酷な環境の中から「神(グレートサムシング)」を見い出し生き抜いてきたのです。
環境適応するために必要なものは、食べること、寒さをしのぐことだけではありません。信じる力は、環境適応に必要な物質同様に大切なものなのです。

世界にはいろいろな宗教があり、そして地球には69億人の人が住み、69億通りの「思考と感情と行動」があるわけです。

人がより良く生き抜くための諸々の宗教や、自分がどのように生き抜いていこうかと考える哲学を今まで以上に大切にしていきたいものです。

今日は受難の日の翌日です。キリスト教ではキリストが十字架に掛けられ亡くなり、復活する前日の日です。

明日は復活祭です。

能舞台に立つことも神との対峙。
いやはや、私はそんな域までは達してはいませんが、心だけは向き合えていると思っています(笑)
そんなわけで、本日の予定は昼間は仕舞いの練習をし夜は復活前夜祭で祈ります。

復活祭の週末を大事に過ごしたいと思います。

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