五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

「江戸表具を愛する会」と歌舞伎の話

2013年02月10日 | 第2章 五感と体感
銀座三越の地下から東銀座までの地下道のショーウィンドー「銀座プロムナードギャラリー」での「江戸表具を愛する会」が終了しました。

作家の滞在ができない場所でしたので、見てくださった皆様へのご挨拶はここにて失礼させて頂きます。

ありがとうございました。

室内とは違い、半分屋外のような場所ですので湿度について気になるところでしたが、地下ということで気温と湿度が安定していたようで、掛け軸の下がりが平均的で、暴れが少なく(湿度によって掛け軸がヨレヨレになること)、案外好環境であったことに安心しながら一カ月の展示を終えることができました。

昨日は4月2日からオープンする歌舞伎座の前に立ち、明治時代から五回目の建て替えを拝見し、日本人の伝統芸能、伝えられてきた技術の代々とこしえを祈りました。

現在、サントリー美術館では現在歌舞伎展が開催されています。昨日は巻いた掛け軸をキャリーバックに入れて、サントリー美術館に行ってきました。
出雲のお国、女歌舞伎等、芝居小屋の様子等の歴史を辿ることができ、大変勉強になりました。

原点に戻り、女歌舞伎を復活させるのも面白そうだ、、、と、思ったり。。。

女性の能楽師がいる昨今、女性の歌舞伎役者が居ず、せっかく受け継いだ血を内助の功だけに留めるのはもったいないと、思ったり。。。

隅田川に並んだ名人役者の見栄の浮世絵を拝見し、確かに男性はかっこいいけど。。。と思ったり。。。

モモイロクローバーのはじけた元気良さは、女歌舞伎に匹敵するか。。。と、思ったり(笑)

あらら、、、話題が表装展覧会から脱線してしまいましたが、同じく日本人が受け継いできた真善美の表現です。
ほんの一部のことであっても、自分自身がどんな小さなことでも継承することを日常としていると、それが将来に繋がる役割の一部にもなっていることも忘れてはならないと思うのです。

追伸:
「銀座プロムナードギャラリー」昨日夕方から始まった展覧会は東京都定時制・通信制高校生徒の絵や書道です。
担当の先生が自信を持って生徒さんに達成感を持たせてほしいな、と思いました。
銀座を訪れることがありましたら、高校生の作品にも是非、触れてくださいませ。


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